ますや本店 台新店
新屋敷店、郡山駅前店、そしてこちらの台新店と、郡山市内に三つのお店を構えられる『ますや本店』さんを訪問しました。 台新店は先頃開催された「ふくしまラーメンショー2012」に出店された郡山一麺会の会長を務められる柴原久男氏がご店主として常駐されるお店です。

訪問しましたのは、ラーメンショー開催以前の4月下旬で、ちょうど一麺会加盟店のご店主様方がイベント用の仕込みに精を出しておられた頃になります。 実はこの日お邪魔させて頂いたのは、先頃お招きに与かった試食会のお礼がてら、ラーメンショーに出品される「大地の麺・絆」の最終形のイメージをお聞かせ願えたらとの思いで暖簾を潜らせてもらった次第です。 試食会後ご自身がイニシアティブを取ってブラッシュアップされたご苦労と、その自信のほどを熱く語って下さいました。
その後この一杯は、大崎裕史氏をはじめ各出店社のご店主様方からも高く評価され、郡山一麺会の面目躍如を見せたのはご承知の通りです。

<↑クリックで拡大>
話を戻しまして、お店のお品書きを見ていくことにしましょう。 ラインナップされるラーメンは全て醤油味で、スルメや鰹節ベースの「元」、動物系メインの「伝」、その二つをブレンドした「新」の三本柱で構成されます。 それに合わせる麺は、低加水の細麺、中細、縮れ、多加水太麺の4種類から、チャーシューはバラ、モモ、ミックスの3種類からチョイスすることが可能。 更には麺量も、ハーフ、大盛り、特盛りまで用意され、まさに至れり尽くせり。 一つ一つセレクトするのが面倒だと仰る方には、「おまかせ」コールでも対応してくれるようです。
伝(細麺 ミックスチャーシュー)
680円

魚介ベースの「元」と迷いつつも、一番人気と思われるこちらを頼みました。 伝家の宝刀とも言うべき漆黒スープは、三色雷紋に彩られることでより一層の深みを見せ付けます。

出汁を引く寸胴に直接醤油タレを投入して煮込むという独特の製法で作られるスープは、メインの出汁に軟骨豚ガラを使用しておられるとのこと。 丼で醤油タレとスープをブレンドするものとはまるで違う、角の取れた醤油の円やかな口当たりは僅かに甘いニュアンスを纏い、動物出汁のコクがスープ全体をがっちりと下支えしております。 表面にはたっぷりの脂層が張られながらも、しつこさや諄さといったものは見られず、どこかキレの良いすっきり感も感じられます。 これぞまさしく、郡山ブラックの真骨頂と言えるでしょう。

適度な脂身を残したバラ肉は脂質のジューシーさが感じられ、モモ肉は繊維に沿ってサクッと歯が入り、肉本来の旨味と食感を大事にしながら、とても柔らかく仕立て上げられております。 チャーシューそのものも大ぶりですから食べ応えも充分です。

昭和中期頃の味を再現したと言う「伝」のスープと抜群の相性を見せる低加水のストレート細麺は、しなやかさのなかにも硬質感を伴う心地良い食感を伝えます。 食べ進めていきますとみるみるうちに漆黒スープに浸食されてはいきますが、中華麺の際立つ風味はいささかも翳りをみせることなどありません。 懐かしきテイストを宿すスープと、クラシカルな風合いを感じさせる麺のコンビネーションは、昭和の心象風景を連想させてくれることでしょう。

去る5月5日、ご店主柴原久男氏の御父様がお亡くなりになられました。 折しも、「ふくしまラーメンショー2012」が開催されていた最中の突然の訃報に我々も驚きを隠せませんでしたが、当地を盛り上げるべくご尽力下さった柴原会長の一念を胸に、最後の一杯まで心を込めて作っておられる一麺会メンバーの絆の深さに心打たれました。
この場をお借りしまして、故人様のご冥福を心からお祈り申し上げます。

訪問しましたのは、ラーメンショー開催以前の4月下旬で、ちょうど一麺会加盟店のご店主様方がイベント用の仕込みに精を出しておられた頃になります。 実はこの日お邪魔させて頂いたのは、先頃お招きに与かった試食会のお礼がてら、ラーメンショーに出品される「大地の麺・絆」の最終形のイメージをお聞かせ願えたらとの思いで暖簾を潜らせてもらった次第です。 試食会後ご自身がイニシアティブを取ってブラッシュアップされたご苦労と、その自信のほどを熱く語って下さいました。
その後この一杯は、大崎裕史氏をはじめ各出店社のご店主様方からも高く評価され、郡山一麺会の面目躍如を見せたのはご承知の通りです。

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話を戻しまして、お店のお品書きを見ていくことにしましょう。 ラインナップされるラーメンは全て醤油味で、スルメや鰹節ベースの「元」、動物系メインの「伝」、その二つをブレンドした「新」の三本柱で構成されます。 それに合わせる麺は、低加水の細麺、中細、縮れ、多加水太麺の4種類から、チャーシューはバラ、モモ、ミックスの3種類からチョイスすることが可能。 更には麺量も、ハーフ、大盛り、特盛りまで用意され、まさに至れり尽くせり。 一つ一つセレクトするのが面倒だと仰る方には、「おまかせ」コールでも対応してくれるようです。
伝(細麺 ミックスチャーシュー)
680円

魚介ベースの「元」と迷いつつも、一番人気と思われるこちらを頼みました。 伝家の宝刀とも言うべき漆黒スープは、三色雷紋に彩られることでより一層の深みを見せ付けます。

出汁を引く寸胴に直接醤油タレを投入して煮込むという独特の製法で作られるスープは、メインの出汁に軟骨豚ガラを使用しておられるとのこと。 丼で醤油タレとスープをブレンドするものとはまるで違う、角の取れた醤油の円やかな口当たりは僅かに甘いニュアンスを纏い、動物出汁のコクがスープ全体をがっちりと下支えしております。 表面にはたっぷりの脂層が張られながらも、しつこさや諄さといったものは見られず、どこかキレの良いすっきり感も感じられます。 これぞまさしく、郡山ブラックの真骨頂と言えるでしょう。

適度な脂身を残したバラ肉は脂質のジューシーさが感じられ、モモ肉は繊維に沿ってサクッと歯が入り、肉本来の旨味と食感を大事にしながら、とても柔らかく仕立て上げられております。 チャーシューそのものも大ぶりですから食べ応えも充分です。

昭和中期頃の味を再現したと言う「伝」のスープと抜群の相性を見せる低加水のストレート細麺は、しなやかさのなかにも硬質感を伴う心地良い食感を伝えます。 食べ進めていきますとみるみるうちに漆黒スープに浸食されてはいきますが、中華麺の際立つ風味はいささかも翳りをみせることなどありません。 懐かしきテイストを宿すスープと、クラシカルな風合いを感じさせる麺のコンビネーションは、昭和の心象風景を連想させてくれることでしょう。

去る5月5日、ご店主柴原久男氏の御父様がお亡くなりになられました。 折しも、「ふくしまラーメンショー2012」が開催されていた最中の突然の訃報に我々も驚きを隠せませんでしたが、当地を盛り上げるべくご尽力下さった柴原会長の一念を胸に、最後の一杯まで心を込めて作っておられる一麺会メンバーの絆の深さに心打たれました。
この場をお借りしまして、故人様のご冥福を心からお祈り申し上げます。
カテゴリ : 郡山市


