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    ふくしまラーメンショー2013 最終日 

    本日5月6日で最終日を迎えました『ふくしまラーメンショー2013』最後のレポをお届けいたします。

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    昨日に引き続きまして晴天に恵まれた開成山公園は、ぐんぐん気温も上昇して汗ばむほどの陽気となりました。 夏日を思わせるような太陽の照り付けに、カキ氷や冷たい飲み物を手にされるお客さんも多く見受けられました。

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    最終日と言うことで、本イベントの企画監修をされた大崎裕史氏も会場におられ、今回のラーメンショーの裏話や業界のトレンドなどをお聞かせ頂きました。

    さて、昨日の時点で出店社の全店に当たる12店舗を全て制覇してはおりますが、今日は個人的に印象に残ったラーメンを再度ゆっくり味わってみたく、会場に足を運んだ次第です。

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    まずは『郡山一麺会』さんです。 本日は一麺会会長の柴原さんとも親交の深い、タレントのなべやかんさんがお見えになっておられました。 たしか、昨年も応援に来て下さっていたようですが、柴原さんをどれほど慕っておられるかが窺い知れようと言うものです。
     
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    厨房内では一麺会メンバーと共に、柴原会長が腕を振るっておられます。 苦心の末に完成した創作系塩ラーメン「大地の麺 恵」は、その彩りの美しさと柔らかな口当たりからか、女性のお客さんの反応も上々のようでした。
      
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    時間とお腹が許すなら、あと2回くらいはリピートしたかった一杯です。 フルトッピングヴァージョンの豪華絢爛なビジュアルに思わずうっとり。

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    出汁にはうねめ牛や豚ガラ、丸鶏などの動物系を用いておりますが、スープは非常に繊細です。 会津山塩の塩気はどこまでも円やかで、やや甘いニュアンスすら伝えてきます。 旨味の輪郭そのものは決して鮮明なものではないと思うのですが、それぞれの食材の旨味がバランス良く調和されていて、改めてハイレベルな塩ラーであることを実感させられました。

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    やや硬めに茹で上げられた大地の麺は、そのポテンシャルの高さを遺憾なく発揮します。 米粉に由来するもちっとした噛み応え、シルキーな舌触り、そして繊細なスープとも自然な馴染みを示す親和性。 インパクトこそないものの、どのような味にでも抜群の適応力を見せてくれる麺と言えるでしょう。

    このラーメンショーに出店されたラーメンのなかでも、傑出した美味さであったことは間違いありません。 関係者の皆さんのご努力が実を結んだ、超ハイレベルな塩ラーメンでした。 出来るものなら、またどちらかで頂いてみたいものです。 

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    二軒目は正直言って迷いましたが、『牛骨ラーメン応麺団』の一杯をチョイスしました。 やはり、ここ福島において牛骨で出汁を引くラーメンはレアな存在です。 しかもその完成度の高さたるや、目を見張るものがありました。

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    牛出汁は鶏出汁や豚骨などとは違い、その取り扱いはなかなかに難しいと言います。 今日、会場で暫くお話させて頂いた『麺家いろは』さんの栗原会長ですら、その難しさを認めているほどです。 

    そんな食材を使われ、独特の美味しさを奏でておられたのが、こちらの牛骨ラーメンです。 牛骨ならではのコク、牛脂の甘みを、やや強めの塩気が際立たせます。 ブラックペッパーも味の引きしめ役として効果的に働いています。  

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    コキコキした硬茹での中細麺もスープと相性抜群です。 食べれば食べるほど良く考えられているラーメンであると感心させられました。 ここ福島県に住んでいる限り、このようなラーメンにはそう滅多にお目に掛かれるものではないでしょう。 素晴らしい一杯と巡り合えたことに心から感謝したくなります。

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    ふくしまラーメンショー2013のラストで、通算16杯目を飾りますのは、東京は町田市に店を構えられる『東京スタイルみそらーめん ど・みそ』さんです。

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    これはもう、見事にハマりました(笑) 動物系と魚介系のダブルスープが下支えする濃厚味噌スープは、味噌の香ばしさや香辛料のスパイシー感が精巧に入り組み、重層的な旨味となって口の中に広がります。 そのインパクトたるや、このラーメンショーでも1,2を争うほどでした。 

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    この麺がこれまた秀逸です。 圧倒的パワフルさで押してくるスープに負けじと、自身の存在感をアピールします。 歯を押し返すようなむっちりした噛み応えは、タピオカ粉を練り込んでいるからでしょうか。 クセになりそうな食感でした。 前回も申し上げましたが、普段の手べ歩きでは滅多に食べない味噌ラーメンにリピートさせられようとは、夢にもおもいませんでした。 それほど魅力的な味噌ラーでした♪





    昨年の最終日も午後から急激に天候が悪化しましたが、今年も午後3時頃から目も開けていられないほどの強風に祟られ、定刻の午後5時を待たずして呆気ない幕切れを迎えてしまいました。 これにはさすがの大崎さんも「毎年何かしら起こりますね~」と、苦笑い・・・。

    光栄なことに「また来年もよろしくお願いします」と大崎さんには仰って頂きましたが、果たして来年の開催はどのようになることでしょう。 今はただ、楽しかったラーメンショーの余韻に浸りつつ、オフィシャルブロガーの ” 胃労会 ” のお知らせが届くのを静かに待ちたいと思います(笑) 


    これにて、『ふくしまラーメンショー2013』に関する一切の記事を閉じさせて頂きます。 最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。

    category: ふくしまラーメンショー2013

    Posted on 2013/05/06 Mon. 22:34  edit  |  tb: 0   cm: 6  

    ふくしまラーメンショー2013 6日目 

    所用の為、昨日、一昨日とお休みさせていただきまして、本日3日ぶりに参戦して参りました。 本日は、今前で一番の好天に恵まれたと思われ、大勢のお客さんが来場されておりました。 

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    会場の開成山公園内では、子供の日のイベントとして毎年開催されています「郡山市こどもまつり」も催されておりまして、その流れでラーメンショーを訪れたと思しきお子様連れのお客様が多く見られました。 

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    そんな小さなお子様連れに大人気だったのが、日清チキンラーメンの「ひよこちゃんバス」です。 

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    バスの中ではプラネタリウムなどを楽しむことが出来るようで、少しだけ中を覗いてみたい気もしましたが、お土産用にチキンラーメンを購入させて頂いて、その場を後にしました。



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    さて、通算4回目の訪問になります今回は、全制覇を目指して残り3軒を食べ進めます。 まず始めの一軒は、昨年の同イベント売上第2位に輝いた『麺屋 宗』さんです。 ” 日本一に輝いたこともある ” という触れ込みで、今回も凄まじい人気を見せ付けております。

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    昨年同様に飲食ブース前で折り返すほどの長蛇の列を作ってはおりますが、そのオペレーションに様々な改善が加えられたお陰で、驚くほど短い待ち時間でラーメンを手にする事が出来ます。 

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    おなかぺこぺこだったので、思わず全部載せでオーダーさせていただきました。 淡麗な中にも鶏ガラ出汁の旨味がしっかりと感じられ、魚介系の風味もほど良く効かされています。 ヒマラヤ産と対馬海峡の塩をバランス良くブレンドしたという塩ダレが、出汁の旨味を一層引き立てています。 

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    炭火で炙られるというチャーシューはとても香ばしく、適度に噛み応えを残しつつも柔らかな食感。 今まで頂いたチャーシューの中でも、トップクラスの美味しさです。 味玉も黄身の濃厚さと味の浸み込み加減が絶妙で、こちらも思わず唸るほどの素晴らしい出来栄えです。  

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    中細の縮れ麺はやや加水率低めでしょうか。 昨年の麺とは小麦粉の配合などを変えてきているようで、独特の硬めの歯応えを持ちながらも、繊細な塩スープの旨味を邪魔せず静かに存在をアピールしてきます。 

    麺、載せ物、スープ、全てにおいて隙を見せない仕上がりは、さすがと言う他ありません。 ひとたび口にしたならば、高い確率でリピートしたくなる美味さに、明日の最終日も長い行列が出来ることでしょう。



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    続きましては『京都ラーメン たかばし』さんです。 私的には ” 豚骨醤油 ” と言いますと、勝手に白濁とした白湯スープを連想してしまうのですが、こちらは清湯で炊き上げた豚骨スープということで、注目しておりました。

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    こちらのお店のオペレーションも非常に手際良く、やはり各地のイベントで鍛え上げられたノウハウをお持ちのようです。

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    たっぷりのモヤシ、メンマ、九条ネギがあしらわれ、なかなかの盛り具合です。 その下には、お肉も潜んでいるのがうかがえます。

    白濁する直前まで炊いて抽出される豚骨の旨味は、濃厚さを感じさせつつも、清湯らしくサラッとした面も垣間見せます。 豚骨のコクを伝えながらも、醤油タレがキリっとした生醤油系の風味をもたらし、コクとキレの二面性を表現しているようです。  

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    チャーシューには「中大貫」という希少価値の高い国産豚肉を用いているようで、肉質の良さは折り紙付きです。 これが丼一面に敷き詰められていると事前にお聞きしていたのですが、ちょっと肩透かし・・・。

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    組み合わされるのは低加水の細ストレート。 ザックリした硬めの食感が心地良く、スープの旨味をしっかり吸い上げます。 モヤシや九条ネギの瑞々しさが豚骨のコク味を中和してくれるので、重たい印象を持つこと無く最後まで食べ切ることが出来ました。 

    なかなかお目に掛かる事の出来ない、貴重な味を堪能させて頂きました。



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    今回のラーメンショー最後になりますお店は『東京スタイルみそらーめん ど・みそ』さんです。 私が拝見した限りでは、このラーメンショーで最長の行列を作っておられるのは、こちらのお店ではないかと思います。 本日も、幾重にも折り返す行列が出来ていたのは言うまでもありません。

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    見るからに濃厚そうな味噌スープですが、何種類もの味噌とスパイスを重ね合わせた味噌ダレに、動物系と魚介系のダブルスープを合わせると言います。 味噌テイストは何層にも折り重なる複雑さで、今までに食べたことのある味噌ラーを遥かに凌駕する押しの強さを感じさせます。 香辛料のスパイシーさも複雑に絡み合い、フルボディ級の重厚な味噌スープに圧倒されます。

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    ロール状に成形されるチャーシューも、珠玉の出来栄えです。 トッピングの有無を聞かれた際、チャーシュー増しにしなかったことを後悔させられました。 

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    タピオカを練り込んだ低加水太麺が、そんな味噌スープの旨味をしっかり受け止めています。 むっちりした噛み応え、スープの持ち上げもことのほか秀逸でした。 普段の食べ歩きで味噌ラーを頼む機会は決して多い方ではありませんが、こんな一杯ならむしろ進んで食べたいと思わされるラーメンでした。 

    これで12店舗制覇となりましたが、2日間ラーメンを食べなかった反動なのか、もう一杯食べたくなりまして、こちらをリピートしました。


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    『信濃神麺 烈士洵名』さんです。 地元で愛されてきた中華そばを再現した一杯ですが、このまえ頂いた全部載せver.と、デフォを食べ比べしてみたくなり列の最後尾に加わります。

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    鶏ガラ、豚ガラの動物系出汁を清湯で炊いた、トラディショナルなテイストを伝える中華そば。 黒胡椒の存在は今日もバッチリ効いており、円やかな醤油スープのアクセントになっています。 

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    しっとり柔らかなチャーシューは、ニンニクの風味を僅かに纏っておりますが、スープの味わいを損なうようなことはありません。 お肉の旨味を存分に堪能させれくれます。 

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    前回よりもやや硬めに茹で上げられている中細麺は、多加水の滑らかな舌触りと、ぶつっと噛み切れる噛み応えを楽しませてくれます。 目新しさやインパクトだけでは語り尽くせぬ、郷愁系の中華そばに共鳴されるお客さんも少なくないことでしょう。 「今時のラーメンはちょっと・・・」と仰られる方にもお勧めです。



    7日間に亘って開催される『ふくしまラーメンショー2013』も、明日が最終日となります。 この機会を逃したら召し上がることの出来ないラーメンも多数ございます。 どうぞお誘いあわせのうえ、開成山自由広場にお越し下さい。 

    category: ふくしまラーメンショー2013

    Posted on 2013/05/05 Sun. 21:05  edit  |  tb: 0   cm: 0  

    ふくしまラーメンショー2013 3日目 

    開成山公園内の自由広場において、5月6日まで開催されております『ふくしまラーメンショー2013』3日目のレポです。

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    3日目は10時30分頃に到着いたしましたが、開園間もない時間にもかかわらず大勢のお客さんで賑わいを見せておりました。

    この日の、いや私的には、今回のイベント最大の目的だったと言っても過言ではない、この方との再会を果たすべく、このブースを訪ねました。
      
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    昨年の同イベントにも出店された『頑固麺飯魂 気むずかし家』擁する『BOND OF HEARTS』の総帥にして、信州のカリスマこと塚田兼司氏です。 

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    このGW期間中は、このラーメンショーも含め3つのイベントを掛け持ちされているそうですが、福島のお客さんの為にラーメンを作りたい一心で、長野からお越し下さいました。 厨房に立たれて指揮を執られる姿からはカリスマのオーラがひしひしと感じられ、ブース内の空気もきりっと引き締まるようです。 

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    塚田氏みずからラーメンを作って下さると言うことで、早速チケットをスタッフさんにお渡ししたところ「こちらの王様盛りがお得でおすすめなんですよ~♪」とお勧めされ、そんな誘惑を断ち切れるハズもなく・・・(笑)

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    長野で約半世紀にも亘って愛されてきたお店のラーメンを再現されたのが、この一杯になります。 スープのベースは鶏ガラ、豚ガラがメインとのことで、動物系の旨味やコクはしっかり伝えながらも、その仕立て方はどこか懐かしさを感じさせるものです。 剃刀を使って削ぎ切りにされるネギですが、この切り方をすることによってネギの美味しさが最大限に引き立つのだそうで、この中華そばのお味を方向づける大事なアイテムになっているようです。

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    チャーシューは適度にお肉の食感を残しつつ、しっとり柔らかく仕上げられています。 微かに大蒜の風味を纏っているようで、噛む度にじゅわっと染み出る肉汁と混ざり合う美味さは、まさしく絶品です。 メンマも味の浸み込みもほど良く、筋っぽさなどは感じさせません。 味玉の黄身の半熟具合も言うこと無しで、どのトッピングも素晴らしい出来栄えでした。 これがプラス300円で味わえるのは、たしかにお得です。

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    多加水系の中細麺は、滑らかな舌触りと適度な歯応えを感じさせます。 個性といったものを極力抑え込んだようなオーソドックスな麺になりますが、スープとの相性はまさしくベストバランスと言えるでしょう。

    最初から振りかけられているブラックペッパーが味を支配しているところは、賛否両論分かれるところかもしれませんが、この一杯のモデルとなったオリジナルの中華そばは、更にこの1.5倍くらいの胡椒が掛けられていたと言います。 必要以上に手直しなどを加えることなく、敢えてこのスタイルを忠実に再現されたのは、地元で愛されてきた中華そばに対するオマージュと捉えるべきところのようです。 

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    ブースの裏で仙台の名店『五福星』の早坂氏と、その愛弟子の高橋氏も交えて、ラーメン談義に花を咲かせ楽しい一時を過ごさせて頂きました。 

    またお会い出来る機会を楽しみにしております。



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    続いて2軒目は、先ほどの『信濃神麺 烈士洵名』さんのすぐお隣のブース『吉祥寺 武蔵家』さんです。 吉祥寺で愛され続けるこちらのお店は、いわゆる「横浜家系」のお店になります。 ブースの近くに漂う芳しい豚骨フレイヴァーに、まんまと引き寄せられました(笑)

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    白濁とした豚骨醤油スープに、大ぶりな海苔と青菜が載せられる典型的な家系スタイル。 国産の豚骨や鶏ガラを丁寧に炊き出したスープは濃厚そのものですが、動物系のイヤな臭みなどは微塵も感じさせません。 これに10年以上継ぎ足した自家製の醤油タレが組み合わされ、家系ラーメンのマストアイテムでもある鶏油の香味成分が味を決定付けます。 

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    バラチャーシューは薄くスライスされており、肉質の良さと柔らかな食感を楽しませてくれます。 口直し的存在の青菜ですが、やなり家系には外す事の出来ない載せ物でしょう。 家系イコール豚骨醤油というイメージに直結しますが、こんなトッピングのバランスも含め、良く出来たラーメンであると改めて感心させられます。

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    中太の低加水麺は、中西製麺のものを使用されているようです。 もちっとした噛み応えもありつつ、適度にわしわし感もあって存在感は抜群です。 麺の硬さ、鶏油の量、味の濃さ、それぞれに好みで調整出来るのが家系ラーメンの特徴の一つにもなっていますが、デフォでのバランスの良さは特筆すべきものがあります。 

    吉祥寺で頂点に君臨し続ける人気店の片鱗を目の当たりにする事が出来るでしょう。



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    本日のラストを飾りますのは、『郡山一麺会』さんと共に、福島を代表して参戦しておられる『西会津野沢宿味噌ラーメン会』さんの一杯です。

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    西会津町の味噌ラーメンがご当地グルメとして盛り上がりを見せていることは、同じ福島県に在住している者として存じておりましたが、実食するのは今回が初めてになります。 福島グルメグランプリで優勝を勝ち取ったこともあるという味噌ラーのお味を見て行きましょう。

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    地元産の野菜を会津の熟成味噌で煮炒めしたスープは、味噌ラーメンとしては珍しいほどの甘みを持っています。 味噌テイストはどちらかと言えば軽やかで、どっしりと重く圧し掛かってくるような印象は受けません。 ほど良く効かされるゴマ油のアクセントは、味噌ラーの定番系として受け入れられやすいものでしょう。

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    ででん!と鎮座しておられる大ぶりなバラチャーシューは、味噌スープの熱で脂質の旨味が活性化されます。 ジューシーで柔らかなその食感は、お肉を食べた満足感を殊更に増幅させてくれることでしょう。

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    会津ラーメンのスタンダードとも言える多加水の中太縮れ麺は、まさしく定番の美味さを奏でます。 この安定感すら感じるこの美味しさは、我々福島県民に深く慣れ親しんだものと言えるでしょう。 目新しさでは一歩譲るとしても、ご当地の食文化に想いを馳せながら啜る一杯は、これまた格別なものです。 

    これこそ、是非とも皆さんに召し上がって頂きたいと思わせるラーメンでした。 



    3日目にして何とか9杯をクリアしましたが、明日と明後日は終日所用の為お休みさせて頂きます。 




    category: ふくしまラーメンショー2013

    Posted on 2013/05/02 Thu. 15:56  edit  |  tb: 0   cm: 2  

    ふくしまラーメンショー2013 2日目 

    本日も『ふくしまラーメンショー2013』を訪問して参りました。 相変わらず風は強いものの、昨日とは打って変わって晴天に恵まれました。 

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    本日もちょうどランチタイムの訪問となりましたが、近隣の官公庁にお勤めの方々もお昼ご飯の調達に、このイベント会場に足を運ばれておりました。

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    ご承知の通り、今年のGWは前後半に分かれる分散型と言われています。 本日も暦の上では平日に当たりますが、昨日の人出を上回る大勢のお客さんが詰め掛けておられました。  


    二日目の今日は夕刻より富山県からお越し下さる大切なお客様を接待しなければならず、イベント会場に長居は出来ませんが、隙を狙ってピンポイント突撃です。



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    まず一軒目は、北海道は函館からエントリーの『えん楽・次郎長』さんです。 函館を代表する塩ラーの人気店ががっちりタッグを組んだコラボ出店となります。 

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    ブースの中にはご覧の可愛いイカさんがいて、オジサンの乾いた心を癒してくれました(笑)

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    スープは北海道産の昆布や貝柱を贅沢に使用しているとの事。 魚介の旨味がぎゅっと凝縮されたようなテイストは繊細でありながら、きりっと強めに効かされた塩ダレが旨味の輪郭を鮮明に伝えてきます。 塩ラーとしてはスタンダード系の味わいながら、ポテンシャルの高さをうかがわせます。 

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    チャーシュー、メンマ、半味玉と、載せ物も充実しています。 タンメンなどでは良く目にするキクラゲのトッピングですが、塩ラーの載せ物としてはちょっと目新しくも思えました。  

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    麺は定番とも言える低加水の細ストレート。 しなやかな啜り心地にざっくりした噛み応えを持ち、小麦の風味も豊かです。 他のお店に比べて麺量も少し多めのようで、一杯目ですでに満腹感に襲われます(笑) 

    個性的なアクセントなどを用いない、王道系のシンプルな塩ラーといった印象でした。


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    続いてやって参りましたのは、『鳥取牛骨ラーメン応麺団』です。 鳥取県中部で半世紀以上にも亘って愛されるご当地グルメのようですが、驚くべきことにその牛骨ラーメンには系統があり、5つに分けられるのだそうです。 

    どのようなお味なのか興味津津で列に並んでいたところ、一緒にこのイベントのオフィシャルブロガーを務められる、ぐっぴょんさんとにくきゅうさんのお二方が真後ろに並んでおられました。 ぐっぴょんさんとは1年振り、にくきゅうさんとは初対面でしたが、僭越ながらご一緒させてもらうことにしました。 

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    さて、長い歴史を持つ鳥取のソウルフードは、中部地方の有志が立ち上げられた、この『応麺団』の手によって認知度を上げ、某テレビ番組にも出演されて脚光を浴びたとのこと。 ブースの前にも漂ってくる芳しい香りに再び食欲が湧いてきました。 

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    ふんだんにあしらわれた青ネギが色鮮やかな一杯。 その他、チャーシュー、メンマ、海苔、モヤシと、なかなか賑やかです。

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    香ばしい牛骨出汁の旨味は、やや甘いトーンを持っているようですが、後味はとてもすっきりとしたものです。  塩気は決して弱い訳ではありませんが、上質さの感じられる旨味は特筆レベルにあります。 サっと振り掛けられるブラックペッパーも味を引き締めるアイテムとして効果的に働き、良いアクセントになっています。



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    多加水系の中細縮れ麺が、これまたスープとべスマッチ。 コキコキっとした硬めの歯応えも心地良く、麺を手繰り寄せる手が止まりません。 リアルに歴史を刻んできたからこそ為し得る深い味わいに、感心しきり。 思わずリピートしたくなるお味です。


    まだ二杯目ですが、本日はここでタイムアウトとなり、お二方とお別れいたして帰路に着きました。
    明日、3日目も参戦する予定です。 明日はいよいよあの方と再会する予定です。


    category: ふくしまラーメンショー2013

    Posted on 2013/05/01 Wed. 16:08  edit  |  tb: 0   cm: 2  

    ふくしまラーメンショー2013 1日目 

    3ヶ月半に亘って告知協力させて頂いた『ふくしまラーメンショー2013』が、本日開幕を迎えました。 

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    オフィシャルブロガーの先発隊は開幕と同時に来場され、すでに杯数を重ねておられるようでして、逸る気持ちを抑えつつ開成山公園自由広場を目指しました。

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    所用を済ませてからの会場入りとなりまして午後12時30分頃に到着した時は、大勢のお客さんで賑わっておりました。 感覚的には、昨年の初日よりも客入りは多いように思え、既に行列が発生しているブースもちらほら見受けられます。

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    昨年よりも席数が増やされた飲食ブースも、ちょうどお昼時とあって、かなりの席が埋め尽くされています。

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    このイベントの企画監修をされた大崎裕史氏も来場しておられまして、久しぶりにご挨拶を交わします。 ほぼ1年振りの再会になりますが、かろうじて私の顔は覚えていて下さったようで(多分ww)、あれこれとお話させて頂きました。

    ちょうど時を同じくして到着されたよはんさんを偶然にも発見し、その後、一麺会試食会の時にもご一緒させて頂いたエリーゼさんとも合流して、いよいよ実食開始です。



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    記念すべき一店目は、やはり敬意を表して地元チームの『郡山一麺会』さんです。

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    先日のお礼を申し上げようとテントの中を覗いてみたところ、タイミング良く柴原会長と須賀副会長が並んでお仕事をしておられました。 チケットを手渡し、『大地の麺 恵』の出来上がりを待ちます。 

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    豪華絢爛なビジュアルに思わず目が点になりました。 最終進化型ってこんなにゴージャスなの?と思ったら、これはフルトッピングヴァージョンのようで、この一杯を創り上げた柴原会長からのご祝儀でした。

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    め、麺が見えないんですけど・・(笑) バジルソースを和えたスライスオニオン、穂先メンマ、桜の塩漬けはデフォと同じですが、石川産豚の大ぶりなスモークチャーシューは2枚に増やされ、温泉玉子、香りエビ、コーンが追加トッピングされ、一段とデラックスに仕上げられています。

    スープは試作型では鶏ガラベースと仰っておられましたが、量産型は丸鶏を炊いているとのことで、たしかに動物系のコクはアップされているようです。 どこか洋風なニュアンスを感じさせるのはプロトタイプと同様ながら、より調和の取れた旨味に進化していることは間違いないと思われます。 

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    一麺会オリジナルの「大地の麺」は、多加水系の中細ストレート。 オペレーションに慣れていなかった為か、ややオーバーボイル気味でしたが、この麺のポテンシャルの高さは折り紙付き。 個性派タイプではないものの、スープの良さを見事に惹き立ててつつ、小麦の風味も穏やかに伝えてくれます。

    かなりの難産だったようですが、とびっきり素晴らしい一杯を創り上げてくれました。 名立たる塩ラーの名店にも一歩も引けを取らぬ、傑作と言っても過言ではないでしょう。 ラーメンショーの会期中しか頂けないなんて、あまりにも勿体無さ過ぎます。



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    続きましては、今回参加される出店社の中でのネームバリューは、恐らくダントツなのではないかと思われる『博多一風堂』さんです。

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    『一風堂』さんは10年ほど前に名古屋市の店舗で頂いたことがあります。 日曜のお昼過ぎに2時間近く並んで食べた味の記憶は流石に薄れてしまいましたが、20時間も豚骨を炊いて作られるというスープのお味や如何に。

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    豚骨ラーメンと言えば、博多というイメージを持っておられる方は福島でも多いことでしょう。 白濁とした豚骨スープに青ネギが散らされ、キクラゲと紅ショウガの定番アイテムが投下されるスタイルは、まさに王道の博多スタイルと言えるのではないでしょうか。

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    スープはさらっとしていながらも、豚骨の風味は丼から立ち昇る香味も含めて、なかなかの押しの強さを見せます。 これぞ本場の味という濃厚さを提供してくれるお店は、県内には存在しないでしょう。 豚骨がいまひとつ苦手な方にはお勧め致しかねますが、がっつり豚骨チャージされたい方に取りましては、無上の喜びを味わえることと思われます。 私も、心ゆくまで堪能させてもらいました。  

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    麺も定番の低加水細ストレートです。 ザクザクっとした硬質感のある心地良い噛み応え、小麦の風味、スープの絡み、何も言わずして約束された美味さがここにあります。 



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    三軒目は、ちょいと珍しい徳島のラーメンです。 この日、1、2を争う行列を作っていたのは、何を隠そうこのお店でした。

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    行列の先には、この覆面レスラーさんが待ち構えていて、多種多様なプロレス技を繰り出してきます・・・じゃなくて、この方にチケットを手渡して、トッピングの有無をオーダーします。

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    こちらは徳島の行列店『本場徳島の味 東大』さんと、徳島出身のプロレスラー新崎人生さんのお店『徳島ラーメン 人生』さんのコラボ店になります。 恐る恐る新崎さんに写真撮影の許可を申し出て、撮らせてもらいました。 

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    コラーゲン質の膜が生成されるほど濃厚な豚骨出汁がベースで、そこに甘じょっぱい醤油タレがブレンドされます。 とにかく濃厚で押しが強く、この日食べたラーメンの中では一番インパクトの感じられるラーメンでした。 
     
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    ご覧のように卵黄が落されていまして、これを麺に絡めてずず~っと啜れば、甘じょっぱさが緩和されマイルドに変化します。 ただし、丼の縁に添えられる辛味噌を溶くと一気にシャープさを増したテイストに変化します。 この変化は、なかなか面白かったです。 このラーメンを召し上がられたお仲間ブロガーの方々が口を揃えたように申されていたのは「無性に白飯がほしくなる」でした。 たしかに・・。

    おにぎり持参して食べてみようかと、本気で考えてます(笑)

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    麺は低加水タイプの中麺で、粘性のあるスープをばっちり絡め取ってくれます。 硬めに茹で上げられているのでコキコキっとした歯応えも感じられまして、食べ終える頃にはすっかりこのお味にハマっている自分に気づきました。 わりと中毒性の強い味だと思います。



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    この日最後の一軒は、昨年の同イベントの覇者、富山ブラックを擁す『麺家いろは』さんです。

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    昨年同様に「最後尾」と書かれたプラカードを持った、こちらの創始者栗原会長にご挨拶してみました。 イベントで全国各地を飛び回り、イベント慣れしていることからくる余裕もあるとは思いますが、人当たりの良さと成功者が持つ独特のオーラをひしひしと感じます。 

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    麺茹で担当のスタッフさんは別として、このようなお若いアルバイトの女の子だけで大丈夫なのかと余計な心配をしてしまうのですが、数々のイベントで培われた百戦錬磨の鉄壁のオペレーションが、バックボーンに存在しています。

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    1年振りに再会を果たした富山ブラック。 相変わらずの漆黒さをたたえるスープは、魚の内臓や肉を発酵させて出来た魚醤と、丸鶏ベースの動物系、煮干し系の魚介スープのダブルスープを合わせます。 栗原さんのお話では、今回の富山ブラックは昨年のものをバージョンアップさせてものらしく、言われてみますとやや魚介風味が前面に出ているような印象も無きにしも非ずです。  

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    トロットロのチャーシューにメンマ、ハーフカットの味玉と、載せ物の充実ぶりも見逃せません。 しょっぱそうに見えてあっさり、濃厚そうに見えてすっきり。 見た目に反する味のギャップが、心惹かれるポイントでもあるのではないでしょうか。 他の追随を許さない恐るべき完成度の高さは、流石と言うほかに言葉が見当たりません。

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    漆黒の色香を移しながらも、麺そのものの美味しさを感じさせる低加水の中細麺は、適度に弾力があって、食べ進んでも決して熱ダレなどは起こしません。 スープとのマッチングをとことんまで突き詰められたような、栗原さんのこだわりが伝わってくるようです。 極めて強力な吸引力に、今年も沢山のお客さんが列を成すことでしょう。


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    がくとくんも応援に駆け付けてくれました。 運が良ければ、会場でお会い出来るかもしれません♪




    category: ふくしまラーメンショー2013

    Posted on 2013/05/01 Wed. 00:35  edit  |  tb: 0   cm: 0