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    たなつものSHOKUDOU 

    かなり久しぶりの訪問になってしまった福島市置賜町の『たなつものSHOKUDOU』さんです。
    季節ごとの新メニューが発表されるたびに「行かなくちゃっ!」て思いながら、時間が許さず足を向けられませんでした。

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    今冬の季節メニューですが、私的に最も気になる麵メニューは全部で3種類です。 自社農園の無農薬白菜を使った「白菜中華そば」、熟成肉の挽き肉と牛蒡を特製の合せ味噌で仕立てた「牛蒡と熟成肉の味噌ラーメン」と、新鮮な旬野菜を活かしたものですね。 今回私が選んだのは、国産無農薬の生姜を用いたこちらです。


    生姜中華そば (※半熟玉子サービス)
    880円

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    ちょっと驚いたのは、しばらくご無沙汰している間に青い雷紋入りの丼が使われるようになってたこと。 ハイカラなべジ中華とは好対照な、昭和ノスタルジーを感じさせる視覚的効果に一役買っています。 シンプルで端正な中華そばのイメージにピッタリですよね。

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    旨味調味料に頼らないスープは、食材の持つ旨味のみで炊き上げたナチュラルさと軽やかさがあり、醤油テイストは熟成感のあるマイルドさ。 中華そばの典型とも言える懐かしい味わいながら、おろし生姜の鮮烈な風味が際立って特徴的です。 
     
    載せモノの低温調理チャーシューや穂先メンマなどはレギュラーメニュー同様ですが、食堂系ラーメンを彷彿とさせるワカメトッピングとくれば、やはり今は無きあの老舗のオマージュとして捉えて良いですよね?( *´艸`) 生姜の効能でじんわりと身体も温まりました。

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    伝家の宝刀・『佐藤養悦本舗』さんの稲庭熟成乾麺が、生姜の効いた醤油スープにひたっと寄り添うようにマッチします。 スベスベのシルキーな啜り心地に、乾麺特有の歯応え、そして国産全粒粉ブレンドの小麦の豊かな風味が大きな魅力です。 昭和世代を虜にするようなクラシカルな一杯にも良く合いますね。

    福島市のソウルフードとも呼べる “ あの中華そば ” を彷彿とさせ、懐かしさがこみ上げてくる一杯でした♪

    category: 福島市

    Posted on 2017/02/06 Mon. 10:00  edit  |  tb: 0   cm: 0  

    麵処 あんかつ 

    この日は久しくお邪魔出来てなかった『麵処 あんかつ』さんでランチしてきました。 お店の前まで行っても駐車場が満車だったり、店先の行列にしり込みしてしまったりで、なかなか暖簾を潜れなかったんですよね。

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    久しぶりに訪問してみたら、外で待たれるお客様のために風除けシートが設置されていました。 もし混雑していて入店まで待たされるようでも、ストーブと椅子が用意されるこの待ちスペースはとっても暖か♪ DIYが得意な安斎店主がご自身で作られたようですが、お客様の待ち時間の苦痛を少しでも和らげたいとの思いが伝わってきますね。

    ご無沙汰しているうちに新しい仕様のメニューもリリースされていて品定めに迷いましたが、寒さが身に染みるこの時期にうってつけの一杯で楽しませてもらうことにしました。


    味噌 (※味玉サービス)
    800円

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    前回頂いた時は正式リリース前の試作品でしたが、基本的な載せモノは変わっていないにもかかわらず、ゴージャス感がスケールアップしてますΣ(・ω・ノ)ノ!

    白濁するくらい濃厚に炊き上げた鶏出汁スープに、地元・松川町水原で醸造された味噌を用いた味噌ダレをブレンド。 味噌の旨味はしっかり活かしながらも、白味噌ベースの風味はマイルドで塩気も穏やか。 ほんのりとした甘みに、それと分からない程度に忍ばせてあるニンニク&ピリ辛テイストが加わり、複雑で奥行きのある味噌スープが醸成されています。

    このスープのチューニングがかなり絶妙で、味噌ラーらしい濃厚な美味しさがありながら、重たさとかクドさはほとんど感じられません。 ベーススープの素性の良さが美味しさの底支えになっているんでしょうね。 プロトタイプを食べさせてもらった時にポテンシャルの高さは確認済みですが、久々に食べてみたら更に進化してて仰天しました。

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    チャーシューは豚バラで、炙りチャーシューになったんですね。 スープ熱で溶け出す脂質がジューシーで、そこに炙られた香ばしさも加わった美味しさは言うことなし。 食べ応えでも満足させてくれると思います。 

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    ボイルされたモヤシ&キャベツは湯通し加減もちょうど良く、瑞々しさで味覚をリフレッシュ。 刻みネギは2種類使い分け、極太メンマの食感、半熟加減も上々の味玉などなど、隙のないクオリティで味噌ラーメンの美味しさを盛大に盛り立てています。

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    この麺がまた存在感があってなかなか秀逸です。 多加水系中太クラスのストレート麺なのですが、太めの麺線らしいしっかりとした噛み応えと、プツンと歯切れる軽快な歯切れの良さを合わせ持っています。 味噌の麺量は1.5玉ほどあるようで、ボリュームも満点でした♪

    『あんかつ』さんらしいスマートさと繊細さを感じさせながらも、きっとみんなが味噌ラーメンに求めるであろうツボもしっかりと押さえています。 スタンダード系味噌ラーメンをスマートに進化させた味噌ラーメンの傑作です♪

    category: 福島市

    Posted on 2016/12/23 Fri. 10:00  edit  |  tb: 0   cm: 0  

    自家製手打ち麺 中華そば屋 佐藤 

    先月末の「勤労感謝の日」のことですが、珍しく両親からのリクエストでラーメン屋さんに行くことになりました。 70才も過ぎたシニア世代の好みに合うラーメン屋さんを選ぶって、実はなかなか大変なんです。 「どんなラーメンでも良いよ」と言ってはくれるのですが、私としては出来れば心底から美味しいと思ってもらえる一杯を食べさせたいのが本音( ̄▽ ̄ⅰ)ゝ 

    若者に人気の今どきのラーメンは好まないだろうし、かと言ってありきたりなのでもアレだし、何せこの日は “ 魔の水曜日 ” だし・・・。 悩みながらふと思いついたのが、福島市の『自家製手打ち麺 中華そば屋 佐藤』さんでした。

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    ちょっとご無沙汰してたかなぁと思ったら、なんと約一年半ぶりでした。 こちらに足繁く通われている麺仲間さんからは、このところの盛況はハンパじゃないって伺ってたんですが、駐車することすらままならない状況(゚д゚lll) 諦めて引き返そうかと思ったところに運よく空きが出来ましたが、たしかに噂に違わぬ人気ぶりです。

    店内待ちも十数名ほどいらっしゃって、結局入店から注文品が配膳されるまで小一時間ほどかかりましたが、一杯ずつ愛情をこめて丁寧に作っておられるご店主の姿には好感が持てます♪ また、女性スタッフさん達もキビキビと動きながら笑顔を絶やすことなく、効率の良い接客に努めておられるようです。


    ワンタン麺
    830円

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    久しぶりのとら系で、久しぶりのワンタン麺です♪ 出汁の地鶏にはとことんこだわり、聞くところでは香味野菜すら入れないってことですが、たしかに旨味はシンプルで軽やかながら、地鶏の旨味の華やかさも嫌味を感じさせない程度にさり気なく主張していますね。 

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    伝統技法に則って作られる燻製チャーシューはモモとバラの合い盛り。 スモーク臭は軽めで、チャーダレの染み込みも穏やか。 無化調仕立てのスッキリとしたスープに歩調を合わせているんですね。

    ワンタンはシルキーな喉越しがとにかく絶品。 自家製手打ち麺と同じ麺帯から作られているハズですが、ここまで違う食感になるんですねぇΣ(・ω・ノ)ノ! 鶏ひき肉を使った餡も納得の美味さでした。 

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    メンマは拍子木タイプで、コリコリ食感よちもやや柔らかめのクラシカルな味わい。 青菜の代わりにカイワレを用いている辺りは、とら系でも比較的新しいタイプのお店に見られる共通点でしょうか? そういえば最近は、ホウレンソウなどの青菜が載ってるラーメンは見かけなくなりましたね。

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    麺はご本尊様からの流儀を受け継ぐ自家製手打ち麺。 多加水ならではの滑らかさにもっちりの歯応え、跳ねるような食感をもたらす不揃いな縮れがアイデンティティを訴えてきます。 茹で加減もちょうどよく、お年寄りや子供さんにも安心して食べさせることが出来ると思います。 

    両親も初めての中華そばをいたく気に入ってくれたようで、連れて行った私の面目も保たれました。 本場白河まで足を運ばなくとも、こうして美味しい白河ラーメンが頂けることに感謝♪ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    category: 福島市

    Posted on 2016/12/15 Thu. 10:00  edit  |  tb: 0   cm: 2  

    麺や うから家から 

    9月13日に移転オープンされたばかりの『麺や うから家から』さんを訪問してまいりました。
     
    多くのファンに惜しまれつつ、金谷川の店舗を閉められてから早一年余り。 コラッセふくしまや県外の催事などで不定期にご営業されていましたが、この度めでたく置賜町・文化通り沿いに新店舗を構えられ再オープンを遂げられました。 

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    この日はオープン後初めての週末ということもあって、復活を待ち望んでいたファンが大勢詰めかけ、開店前から長蛇の列を成していました。 新調された暖簾を潜った店内は、オープンキッチンスタイルが採られ、L字型カウンターと4人掛けのテーブル席が整然と配置されています。 今どきのお店らしく、女性のお一人客でもすすんで入店したくなるような、シックでお洒落な雰囲気も心地良いです。

    オープンメニューは「しょうゆらーめん」と「特もやしラーメン」の二枚看板がラインナップされ、サイドメニューとしてご飯物も用意されているのも見逃せないところです。 この後も少しづつメニューの拡充が図られていくとのことなので、まだまだお楽しみは続きますね♪


    ちゃーしゅーめん
    1080円

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    再オープンを祝して、チャーシュー増しです♪ 他店でチャーシューメンをオーダーすることって滅多にありませんが、味、食べ応えともに満足させてくれるこちらに限っては例外で、高確率でチャーシュー増しを頼んでいるような気がします(〃▽〃) 

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    チャーシューはもろみに漬け込んで熟成させた低温調理のモモ肉と、特製醤油ダレを染み込ませたバラ肉の合い盛り仕様。 しっかりとした噛み応えのモモ肉のイメージを払拭するような、ジューシーかつむっちり柔らかな食感と、品の良いお肉の旨味。 口のなかで蕩ける脂質の甘さと、ほどよく染み込んだ醤油テイストのコントラストも見事なバラ肉の充実した美味しさ。 間違いなく最強クラスのチャーシューです!

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    麺は3種類の国産小麦を独自ブレンドした多加水縮れ麺。 自家製麺か否かは定かではありませんが、金谷川時代よりもやや麺線はスリムになり、よりスープの持ち上げに長けているように思います。 ツルツルの滑らかな舌触り、もっちりとした弾力感に富んだ歯応え、小麦の豊かな風味など、高品位な麺の存在感は大きいですね。

    ベーススープは本枯れ節をはじめ数種類の節と煮干し、真昆布などの魚介系に、丸鶏、モミジの動物系、香味野菜などを時間差で炊いているそうです。 それぞれの食材の持ち味がしっかりと活かされながら、どれかが突出することなく美しく調和する旨味には様式美すら感じます。 

    醤油ダレの効かせ方が以前よりも穏やかに思えましたが、進化した麺との相性に更なる洗練感が感じられ、これもまたヨシと思える懐の深い味わいを堪能させてくれました♪

    わが家からは少しばかり遠くなってしまったのがちょっとだけ残念ですが、店舗営業でいつでも安心して訪問出来るようになったのは何よりも喜ばしいことです。 福島になくてはならないお店のますますのご活躍を心から祈念しております。


    category: 福島市

    Posted on 2016/09/18 Sun. 10:00  edit  |  tb: 0   cm: 0  

    中華蕎麦 こばや 

    連日の猛暑にすでにうんざりしてる今日この頃ですが、涼味溢れる一品を頂いて、ほんの一時でもこの暑さを忘れさせてもらおうってことで、『中華蕎麦 こばや』さんを訪問しました。

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    お店前のJR金谷川駅にやたらと人だかりが出来ていて、一体何事とかと思えば、近隣大学のオープンキャンパスだったようですね。 帰りしなに暖簾を潜られる方も大勢いらっしゃったみたいで、お若いお客さんで店内は終始満席状態でした。


    日替御飯
    120円

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    空腹に耐え切れず、所望品が届くまでサイドメニューで飢えを凌がせてもらうことにしました( ̄▽ ̄;)ゝ この日の日替御飯は、インゲンとチャーシューの炊き込みご飯と、トマトのマリネでした。 炊き込みご飯はチャーシューの煮汁で炊かれているのかほんのりと味が染みていて、ゴロゴロっと大きな角切りチャーシューが食べ応えアリです♪ 東和産のフレッシュなトマトを使ったマリネがとんてもない美味しさ(;゚Д゚) ニンニク風味と香辛料が絶妙に効いていて、またしてもイタリアンご出身の川村店長の真骨頂を垣間見たのでした.。



    ざる中華 (※1日20食限定)
    1000円

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    図らずも先週に引き続いての「ざる中華」となりましたが、本作は『福島小麦ヌーヴォー』と銘打ち、採れ立て・挽き立て・打ち立ての小麦を用いた麺にプライオリティを置く一品です。 五代続く老舗の粉屋に生まれた廣田店主の、 “ 粉 ” に対するこだわりを感じてしまうのは私だけでしょうか。

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    褐色掛かった特徴的な色味の麺は、もちろん本品の専用スペックです。 会津美里産のゆきちからの全粒粉を使用しているそうです。 全粒粉の麺ならふすまとか確認出来そうなものです、とても細かく挽いているのでまず肉眼では(老眼?ww)見て取ることは出来ません。 例の特注石臼の本領発揮ってとことでしょうかw( ̄▽ ̄;)w 角断面のキリっとエッジの立った中細ストレート麺は、見るからに美味しそうですね。

    新小麦の風味を楽しむため、まずは何も付けずにそのまま麺を頂きます。 つるつるっと極めて滑らかな舌触りで、コリコリっとした小気味良い噛み応えの良さがあります。 そして、香り高き小麦の風味が、まさに “ ヌーヴォー ” を感じさせてくれます。 これは中華麺というより、日本蕎麦にも通ずるような繊細さで、今までに食べた中華麺の概念をひっくり返ってしまうような実に個性的な麺です。 

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    続いては山葵と塩で頂きます。 山葵はなんと高級な本山葵を使用しています。 山葵の香りは鮮烈ながらほんのりと甘みもあって、市販のチューブ山葵では絶対にこの味わいは出せませんね。 塩は100%海水のみで作られた『石垣の塩』です。 ミネラルを豊富に含んだ円やかな塩味が麺の魅力をいっそう際立たせてくれました。 

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    箸休め的に別皿で提供されるのは低温調理のチャーシュー、メンマ、刻みネギ。 チャーシューは肩ロース肉でしょうか。 生ハムのように口の中で溶けるような脂質、しっとりジューシーな柔らかさなど、一品料理として成立してしまうような悶絶級の美味しさ♪ やや塩気を効かせた細切りメンマも口直しにうってつけです。

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    つけ汁は『玉鈴醤油』さんの濃口醤油ベース。 醤油テイストは円熟味を感じさせる濃厚な味わいですが、しょっぱ過ぎる感はありません。 ありきたりな鰹出汁などは合わせず、アイデンティティとして大事にしている煮干しテイストを重ねるところにオリジナリティがあります。 

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    つけ汁に潜らせてみると、やはり日本蕎麦を彷彿とさせるような和テイストは強まります。 つけ汁は塩味はマイルドなので、どぶ漬けしても塩辛いようなこともありません。 醤油の主張はしっかりとあっても、麺の美味しさをスポイルしない絶妙のチューニングが光っています。

    和風のクラシカルな面影を色濃く残しながらも、新しさと独創性をちりばめた味わいは、食べ手の心をグっと掴んで離しません。 日本人の琴線に響くような爽快な美味しさに、すっかり猛暑を忘れて舌鼓を打ちました。

    他店ではまず頂くことの出来ないこの品ですが、8月上旬までの提供予定とされていたので、もしかすると今頃は販売終了しているかもしれません。 もしもメニュー落ちしてなければラッキーと思って召し上がってみてくださいw( ̄▽ ̄;)w


    category: 福島市

    Posted on 2016/08/09 Tue. 10:00  edit  |  tb: 0   cm: 0