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    味処 福泉 

    今回ご紹介させて頂く一軒も福島市のお店で、県庁の西側に位置する五月町に店を構えられる『味処 福泉』さんに初めてお邪魔しました。   


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    お店の近くには最近開通したと思しき道幅の広い幹線道路が走り、その周囲を見渡せば比較的背の高いビルも点在するエリアのようですが、まだまだこのような昭和レトロな雰囲気を醸し出している一角も残存しており、その最たる例がこちらのお店と言えるでしょう。 地域密着店の証しとも言える出前用の ”スーパーカブ” に目を遣りつつ、暖簾を潜ります。


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    店内はカウンター、テーブル、小上がりで構成され、その定員は約10名ほど。 ちょうどお昼時とあって、お店の目の前に建つ「酪農会館」の職員さんと思しきご常連さんが寛いでおりましたが、私が入店する際、岡持ちを持たれたご店主がこの会館から出て来たところからしても、こちらの職員さん御用達の食事処でもあるようです。 昔懐かしい雰囲気を漂わす食堂だけに、定食系や麺類が人気の一品なのではと予想すれば、そのご常連さんは「オムライス」なんてハイカラなお品を召し上がっておられ、期せずしてこのお店のオールマイティさを垣間見ることとなりました。 





    こってりラーメン
    500円

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    お品書きには明記されていないながら、カウンター席上にこの一杯の存在を知らしめる貼り紙を目敏く発見(笑) 具材のバランスも良く、分厚い油膜の存在がありありと窺えます。 スープはこれといった出汁の風味は感じられませんでしたが、恐らく豚ゲンコツや野菜などを炊いているものと思われます。 醤油タレも軽やかながら、ラード由来と思しきたっぷり油膜が円やかなコク味となって、お品名通りのこってり感を伝えます。


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    細切れのバラ肉がチャーシュー代わりに載せれらております。 特に味付けはされていないものながら、スープと油膜を全身に纏いつつプルプルの食感を楽しませてくれます。 これら ”こってり” を演出するアイテムが揃う中、青菜が清涼感をもたらし箸休め的な存在になってくれます。 


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    多加水の細ストレート麺は、決して柔らか過ぎることなく適度な歯応えを残してはいるものの、舌触りも啜り心地もとても滑らかで、老若男女を問わず安心して頂くことの出来る定番系の中華麺と言えるでしょう。

    こちらの定食系メニューは盛りの良さで好評を博しておられるようですが、この一杯でもそのアイデンティティーを感じる事が出来ることと思われます。


    支払いを済ませお店を出たところ、ちょうどご店主が出前に向かわれるところでした。 ”スーパーカブ” に跨り寒空の中を颯爽と走り去るご店主の後ろ姿に、このお店を愛して止まないご贔屓さんの笑顔がオーバーラップして見えたような気がしました。 


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    category: 福島市

    Posted on 2012/01/31 Tue. 23:27  edit  |  tb: 0   cm: 4  

    支那そば 山岸家 

    ここ数ヵ月、福島市内のラーメン屋さんを全く訪問していない事に気付きまして、久方ぶりにお邪魔したのは南矢野目の『支那そば 山岸家』さんです。 


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    正午前の入店で、先客さんはカウンター席にご常連らしき方がお一人。 どことなく店内の雰囲気が変わったような気がして何気に見渡してみますと、店内奥に設けられていたテーブル席スペースがカーテンで塞がれております。 更には、ご店主をサポートしておられたスタッフさんの姿も見られず、ご店主お一人で切り盛りされておりました。

    写真は撮り漏らしてしまいましたがお品書きにも変化が見られ、「しょうゆらーめん」と「塩らーめん」の二本柱を主体とするメニュー構成に簡素化された模様。  どういった事情があったのかまでは存じませんが、大町に店を構えられていた頃と同じスタイルでご商売されておられる姿は、あたかも ”原点回帰” されたような印象を受けました。






    塩わんたんめん(大盛り)
    890円+100円

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    今回は未食の ”塩” に照準を合わせましたが、味玉などの追加トッピングも姿を消してしまったので「わんたんめん」にグレードアップしてみました。 一見、醤油ラーメンにも見えそうな琥珀色のスープは動物出汁と魚介出汁のダブルスープで、動物系は地鶏のガラや豚ゲンコツから、魚介系はサンマ、エビ、煮干し、昆布などで出汁引きされるとのこと。 動物出汁に由来するはコク味は驚くほど豊かで力強く、魚介出汁は其れと悟られない程度の柔らかな香味と共に旨味の味幅を広げてくれます。 二つのスープの巧妙にして絶妙なブレンドバランスこそがこの一杯の真骨頂であり、他の追随を許さぬ唯一無二の存在へと推し上げる精巧な味作りは、もはや溜息もの・・・。


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    まるで ”落し蓋” が如き、丼を覆い尽くすドデカいバラロールチャーシューは面積のみならず、ご覧の通りのぶ厚さ。 脂身は蕩けるような食感を見せるものの、ただ柔らかいだけではなく、繊維質は「むっちり」した噛み応えを敢えて残して、肉を頬張った満足感へ繋げているようにも思えます。 スープの風味とぶつからないよう、緻密に計算された味付けも見逃してはならぬポイント。


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    サクっと軽快な歯触りでありながら筋っぽさは微塵も感じさせず、「コリコリ」と小気味良い歯応えを見せるメンマ。 地味な存在のトッピングにも一切の抜かりはありません。 


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    透けて見えそうなくらい極薄のワンタンは具無しタイプで、どちらかと言えば具材としてではなく、スープの旨味を運んでくれるツールとしての役割を担っております。 シルキーな口当たりと滑らかな喉越しが特筆レベルであるのは、敢えて言うまでもないことです。


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    角断面の中細ストレート麺は低加水特有のポキポキした歯応えが心地良く、噛む度に鼻腔に抜ける小麦の風味も大変に豊かで、その存在感を遺憾無く発揮します。 大盛りコールすればボリューム面でも高い満足感が得られることは間違いないでしょう。

    麺、スープ、トッピング、個々が素晴らしいパフォーマンスでアピールしながらも、一杯の丼の中で見事に調和させるのはご店主の卓越したセンスと鋭いバランス感覚の為せる業。 

    そんなご店主にお話を伺えば、もうじき創業14年目を迎えられるとのこと。 老舗と呼ぶにはまだまだ時期尚早かと思われますが、一杯から漂う風格は既にその域に達しているのは、火を見るよりも明らかです。


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    近年は台頭著しいニューウェイブに目を向けてしまいがちですが、恐るべきその実力のほどを目の当たりにすることで、福島のラーメンシーンを牽引してきた立役者が誰であるのかを思い知らされる筈です。




    category: 福島市

    Posted on 2012/01/26 Thu. 21:28  edit  |  tb: 0   cm: 8  

    彩華飯店 大槻店 

    半年程前、偶然にお店の前を通り掛かって気になっていた『彩華飯店 大槻店』を初訪しました。 


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    大槻町を南北に貫くように走る県道沿いに店を構えられますが、静町、針生、並木にも同名のお店が存在しているようでして、はっきりしたご関係は存じ上げないものの、ご兄弟様が営まれる姉妹店と伺ったような記憶もあります。 どちらにしても同一市内にこれだけ多くの店舗が存在しながら、ネットでリサーチしても有力な情報があまりヒットしないというところがマニア心をくすぐるポイントでもあります(笑)


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    店内はテーブル席と小上がりで構成され、そのキャパシティは20席弱といったところ。 見るからにベテランのオーラを漂わせるご店主とその奥様らしき方がお二人で切り盛りされております。 その店名からも中華一辺倒のメニューが連なるお品書きなのかと思えば、「うなぎ蒲焼重」や「手ごねハンバーグ」なども取り揃えられ、まさに ”和漢洋折衷” の様相を呈しております。 なかでもそのトップを飾る ”おすすめ品” は昭和33年創業当時の味を現代に伝えてくれる一品とのことで、お店の歴史に触れるにはもってこいのメニューではありますが、この品には錚々たるスペシャリストがおられるのでその方達にお任せすることにして、ベーシックな一杯を頼んでみました(笑)





    ランチメニュー③
    (ラーメン+半カレー)
    730円

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    見た目もシンプルなラーメンですが、もれなくサービスで供される味玉を載せてボリュームアップ。 お店基本の味とも言える清湯スープは、醤油タレに由来すると思しき微かな甘味が感じられるもので、動物系のコクや油浮きなどはほとんど見られません。 爽やかな生姜のテイストがアクセントの下地になり、時折漂うワカメ由来の磯の香りが更なる風味増しに貢献しながらも、クリアですっきりした旨味を伝えてきます。 

    載せられるトッピング類は取り立てて特徴の感じられるものではありませんが、自身の役割をきっちり果たしつつ脇を固めます。


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    しっかり硬めに茹で上げられる中細縮れ麺は、スープにしっくり馴染むような相性の良さを見せます。 それでいて、定番系の多加水麺とは趣きの異なるポソポソした食感が存在を主張しているようです。 また、小麦の風味も望外に豊かなもので、これは特筆すべき点に挙げられるかと思います。    

    全体の感想としては、定石をしっかり踏まえた懐かしくも端正な醤油ラーメンといった印象で、毎日食しても飽きの来ないような懐深い味わいは食べ手を選ばぬ一杯と言えるでしょう。


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    組み合わされる半カレーは、褐色のカレールーのトロミは緩めでスパイシーさよりも甘さが前面に立ちます。 さすがに一点仕上げではないようですが、牛肉の旨味と奥深いコク味が感じられる本格派で、食堂系カレーとは一線を画す洋風仕立てに驚かされます。  


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    賽の目状に切り揃えられる牛モモ肉も驚くほど柔らかく、自分が中華食堂にいることすら忘れてしまいそうになります。 これをお店で一から仕込んでいるとしたら相当スゴいことで、町の中華食堂恐るべしと言わざるを得ません。 果たしてその真相や如何に・・(笑)


    名店が連なる大槻町にあって、ご常連が途絶えることなく暖簾を潜られるのは、頑なに昔ながらの味にこだわり続けながらも、決して中華一色に染まる事のない多彩なラインナップに魅了されているからなのかもしれません。

    帰りにしなに女将さんに伺ったところでは、湖南線沿いに店を構える「静町店」さんが一門の本店に当たるとのこと。  ”聖地巡礼” し、一門の歴史を紐解いてみるのも一興かと・・。 



     

    category: 郡山市

    Posted on 2012/01/22 Sun. 21:48  edit  |  tb: 0   cm: 8  

    らーめん 味わい亭 

    十数年前に一度だけお邪魔した事があった本宮市舘町の『らーめん味わい亭』さんを訪問してみました。 


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    場所は移転前のヨークベニマル本宮舘町店のすぐ傍で、ごの看板がお店入口の目印になります。


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    ご覧の通り、店舗自体は目立つ建物ながら、住宅街に入り込んだ場所に店を構えられる為、存在を知らない方も多いのではないでしょうか。 50代も中盤に差し掛かったくらいのご店主夫妻が切り盛りされるこちらのお店は、カウンター数席と小上がり二つで構成されるこぢんまりした造り。 決して充分とは言えぬ限られたキャパではありますが、途絶えることなくご常連さんらしきお客さんが来店され、以前に伺った時と変わらぬ繁盛ぶりを目にする事が出来ました。 

    すっかり忘却の彼方に置き去りになってしまったメニュー構成を確かめるべくお品書きを改めて拝見してみますと、「回鍋肉ラーメン」「チャーハン」「茹で餃子」などもラインナップされていることから、やや中華寄りのスタンスであることを窺わせます。 今回はお店の基本の味を再確認する意味で、こちらの品を所望してみました。




    ラーメンセット
    750円

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    どれだけこの組合せが好きなんでしょう(笑) どちらもオーソドックスなビジュアルではありますが、シンプルが故にご店主のセンスやこだわりが如実に反映される品とも言えます。


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    定番のトッピングがあしらわれたラーメンは鶏ガラや豚ゲンコツを焚いた ”王道系” かと思いきや、なんとなんと節系メイン。 節粉の存在は感じられないので、寸胴で丁寧に出汁引きされたものと思われますが、芳しい魚介テイストを醸し出しながらも決して主張し過ぎるようなことはなく、エグ味や生臭さの類は一切見られません。 若干のエッヂを感じさせる濃い口の醤油タレが節の風味とベクトルを重ね合い、見た目のシンプルさを覆すこだわりの一杯となって食べ手を魅了します。 もう少しだけ具材の盛り付けに気を配れば、完成度は更に上がることでしょう。 ”中華系寄りのスタンス” なんて決め付けていただけに、これには少々面喰う結果となりました(笑)


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    チャーシューは適度に歯応えを残しながらも、脂身の部分はスープの熱で蕩けるような食感。 味付けにはこれといったアクセントは感じられず、肉そのものの旨味を引き出す仕立てとも言えるでしょう。


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    やや黄色味の発色が強く見られる麺は、角断面の多加水中細タイプ。 目を見張るようなスペックこそ持ち合わせてはいないものの、弾力ある噛み応えや中華麺特有の風味が食欲を刺激します。 スープとのマッチングについても、定番系の麺だからこそ為し得る相性の良さで、実はこんな所にもご店主の炯眼が光っております。


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    鮮やかな鍋捌きこそ拝見出来なかったものの、しっとり系とパラパラ系の中間的な仕上がりを見せるチャーハンは、塩コショウで整えられるシンプルな味付けながら、ご飯と溶き卵の比率バランスも素晴らしい本格派。 このチャーハン目当てに訪問したいとさえ思えるほどの一品です。      


    ラーメンにしてもチャーハンにしても、こんなリーズナブルな値段設定が信じられないほどのハイクオリティさで、このお店の秘めたるポテンシャルを窺い知るにはもってこいの品といえましょう。

    私はまだその実力の片鱗を垣間見たに過ぎませんが、こちらのご店主は一体どのような経歴の持ち主なのか興味津津であります。




    category: 中通り

    Posted on 2012/01/17 Tue. 23:12  edit  |  tb: 0   cm: 6  

    支那そば左馬 中町本店 

    前記事と前後してしまいますが、2011年の最後の一杯を頂いたのは『支那そば左馬 中町本店』さんです。 以前からご高名は伺っていながらも、訪問する機会を逸していた一軒になります。 年の瀬も押し迫った先月30日に駅前で飲み会があり、これは千載一遇のチャンスとばかりに友人を ”道連れ” に暖簾を潜らせてもらいました。


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    老舗百貨店やビジネスホテルなどの近代的なビルが立ち並ぶ ”中央通り” から一本西側に入り込んだ路地裏にひっそりと佇む姿にインパクトこそありませんが、夜の帳に浮かび上がる赤い看板が何とも言えぬ郷愁感を漂わせ、飲兵衛を招き寄せます。 


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    時間帯が早かったせいか先客さんはお見えになっておらず、女将さんがカウンター席に腰掛けてテレビに見入っておられました。 その10席にも満たない程のカウンターが誂えられた店内は、こじんまりとした造りながらも窮屈に感じるようなこともなく、適度なタイト感が妙にしっくりきます。 ご高齢にもかかわらず女将さんお一人で全てを切り盛りされ、餃子やワンタンに至るまで全てお手製と仰いますから、恐れ入ってしまいます。 厨房内での女将さんの動きには一切の無駄がなく、”丹精を込める” という表現が相応しい丁寧な仕事ぶりにも好感が持てます。





    支那そば
    650円

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    〆の一杯に相応しいシンプルなビジュアルながらも、2枚載せられるナルトが表情を豊かにしています。 

    やや醤油タレの存在を色濃く映していますが、そんな見た目に反して味わいは軽やか。 鶏ガラ、豚ガラ、8種類の野菜で焚かれるというスープは、敢えて一番出汁は全て捨ててしまうという徹底したこだわりぶり。 スッキリした口当たりに感じられるのは、この辺りの ”こだわり” に起因するものかと思われます。 但し、これは酔っている状態でのインプレッションでして、素面で頂いてみるとどのように感じられるかは定かではありません(汗) 


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    モモチャーシューは適度な歯応えを残しつつも、決して硬過ぎることなく、香ばしい醤油タレの染み渡りもまさに絶妙といったところ。 脂っこいのは苦手と仰る女将さんらしい仕立てとも言えるかもしれません。


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    加水率高めの細麺は、茹でる直前に軽く手揉みが加えられます。 しなやかでありながらも「ぷちっ」と噛み切れる歯応えがとても心地良く、麺に対する思い入れもも並々ならぬものであることを窺がわせます。 勿論、スープとのバランスの良さも申し分なく、気付けば私も友人も夢中でこの支那そばを啜っておりました。 


    女将さん曰く、なんでも〆にこのスープを飲むと二日酔いにならないのだとか・・。 この日は翌日に持ち越してしまうほど多量のアルコールは口にしておらず、その真意の程を確かめることは出来なかったものの、この地で40年以上も暖簾を掲げ続けてこられた背景には、そんな ”秘密” が隠されているのかもしれません(笑)

    一度お邪魔しただけでは探り切れぬ懐深い魅力に満ち溢れる老舗のご繁盛と、女将さんの益々のご健勝を心から願いつつお店を後にしました。


    category: 郡山市

    Posted on 2012/01/12 Thu. 11:24  edit  |  tb: 0   cm: 4  

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