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    食堂 ひまわり 

    ひと月ほど前に偶然お店の前を通り掛かり気になっていた『食堂 ひまわり』さんを訪問してみました。 JR安達駅から徒歩1分ほどのところに店を構えられながらも、人通りの少ない路地裏に面しているこちらを知っておられるのは、恐らく地元の方のみではないかと思われます。 


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    もう、この素敵過ぎる店構えに釘付けです♪ 我ながら良さげな一軒を見つけたもんだと自画自賛しつつ、店舗裏手の駐車スペースに車を停めせてもらっていざ入店。

    暖簾を潜れば、すぐ真正面には5席ほどの小さなカウンターがあり、その右手には広々とした座敷席も設けられております。 お一人でこのお店を切り盛りされるという女将さんが新参者を、快く出迎えて下さいました。 お邪魔したのはちょうどお昼時でしたが、先客様は女将さんと同世代くらいの女性がお一人。 お茶を飲みながら世間山話に花を咲かせている辺りは、この手の食堂にありがちな光景かと。

    席に着いて頭上のメニュー札を見渡せば、麺類、定食、丼物といったお馴染の顔ぶれが並びます。 ちょいと珍しそうなところでは、 ” 昔懐かしい ” と銘打った「だんご汁」なんてお品も用意されているようで、どこか家庭的な雰囲気が漂うお店に相応しいラインナップにも思えました。 





    チャーシューメン
    650円

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    チャーシューメンにしてもリーズナブルなこのお値段。 そしてお値段以上に豪勢な載せ物があしらわれております。

    クリアな清湯スープは鶏ガラや野菜などを炊いていると思われますが、突出した何かが存在を示すタイプではなくて、少し濃いめに効かされた醤油タレが味の主導権を掌握しているようです。 油層もほとんどみられず、どこまでも淡麗でシンプルに仕上げられたその味わいは、昔懐かしい王道系ラーメンにも通ずる郷愁感を漂わせています。


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    チャーシューは適度に脂身の入った部位を使用されています。 ほど良く脱脂されているので蕩けるような食感こそ感じられないものの、噛み締める度に良く浸み込んだ醤油タレが染み出して食欲を刺激します。 若干の筋っぽさを感じはしましたが、あと数年で創業40年を迎えられる ” 老舗の味わい ” と言ったところでしょうか。 

    これ以外にも、海苔、青菜、ナルト、更にはハーフカットの半熟茹で玉子まで載せられ、老舗の底力を発揮します。 


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    平ザルを使って茹で上げられる中細縮れ麺はスープとの相性もすこぶる良好で、多加水ならではの「つるっ」とした滑らかな舌触りと「ぷりぷりっ」とした心地良い食感を伝えます。 女将さんの手に因る絶妙な茹で加減が、この麺のオイシイところをきっちりと引き出しているようです。 


    話は前後しますが、ブログ用にお品の撮影許可を願い出てみますと二つ返事でご快諾して下さいまして、計らずもそれがきっかけとなり、女将さん、ご常連さん、私の三人で、異色のラーメン談義に興じることと相成りました(笑) 人当たりの良い女将さんを慕って来店されるご常連さんもまた大変にお優しい方でして、気付けばお二人から持て成されているような感覚すら覚えるほどでした。 


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    一見さんが感じるようなアウェイ感どころか、一杯のラーメンを通じてお店と一体感を味わえる、「ひまわり」の如く素敵なお店でした。 



    ちなみに私が訪問した翌日、ある大御所ブロガー様も電撃訪問されていたようです。
    一体何を召し上がられたのでしょうね(笑)




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    category: 二本松市

    Posted on 2012/05/31 Thu. 20:33  edit  |  tb: 0   cm: 6  

    ラァメン家 69‘n’ROLL ONE 

    前回の記事挙げから一ヶ月以上も間が空いてしまいましたが、先月初旬に決行した ” 東京ラーメン行脚 ” の二軒目は町田市の『ラァメン家 69‘n’ROLL ONE(ロックンロールワン)』さんです。 一軒目に選んだ『麺創研 かなで・改』さんを後にして、府中駅から電車を乗り継ぐこと50分ほどで町田駅に到着。 スマホに表示させた地図と睨めっこしながら、慣れない都会のビルの狭間を彷徨い歩きます(実際には駅ビルから一本道だったという事実ww) 


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    やっとこさ目的の「まちだターミナルプラザ」を見つけました。 実は二軒目のお店を選定するに当たっては、事前のリサーチ不足が祟り定休や臨休で三軒もフラれております。 帰りのバス時刻も視野に入れますと、ここが最後の頼みの綱ということになるのですが、こちらのお店は不定休とのこと。 更には、その人気の高さ故にスープ切れで早仕舞いされることもあるとかで、一抹の不安を抱きつつ施設内に足を踏み入れます。


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    シャッター閉まってるし・・・orz


    言葉を失い茫然自失となりながらも、良~く見てみれば「営業中」の札が掛けられているではありませんか。 何とも紛らわしいことに、このシャッターの降りている時が営業中であり、シャッターが上げられ「完」という一文字が見える状態が暖簾落ちしたことを告げるスタイルなのだとか。 余りのショックに本気で卒倒しそうになりましたが、気を取り直していざ入店。

     
    黒と紫を基調とした店内は、落ち着いているどころか恐ろしいほどに静かで、張り詰めたような空気に圧倒されます。 券売機でお目当ての食券を購入し店員さんに渡しますと、12席ほど設けられるお洒落なバーのようなカウンター中央に案内されました。 

    辺りをキョロキョロする間もなく真っ先に目に飛び込んでくるのは、食事をする際のルールが書かれた何枚もの注意書き。 

    「店内禁煙」
    「逆浸透膜で濾過した純水 も食材 も食材 有田焼」
    「水は大切な資源 飲み残しはないようにご協力お願いします」
    「店内での携帯電話の通話 食事中のメール 読書はご遠慮ください」
    「食事中おかに」

    「軽くその辺でラーメンでも・・」なんて安易な気持ちで入店すべきお店ではないようで、ご店主嶋崎順一氏が創り上げる渾身の一杯を頂くからには、食べ手も本気で立ち向かわなければなりません。





    2号ラーメン
    800円

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    初めてであれば、まずは「2号ラーメン」からという定石に従い醤油味の一杯をオーダーしてみたものの、あの佐野実氏がデザインされたという有田焼の丼縁を切って撮影してしまうというミステイクが悔やまれます。

    比内地鶏の丸鶏と鶏ガラで炊かれる清湯スープは、鶏油と思しき香味油もたっぷり入りながらも、脂っこさなどは微塵も感じさせない淡麗さで、鮮烈に立ち香る生醤油の風味がシャープな印象を与えます。 芳醇な鶏の旨味よりも魚介テイストが前面に立っているようで、 ” 味重ね ” に傾倒するお店も多いなかでキレのある繊細な味わいが特徴的です。 巧みに「和」のエッセンスを取り込んでいる味作りがなされているようにも感じました。 


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    チャーシューは鶏と豚の二種類。 鶏チャーシューは低温真空調理でしっとり柔らかく仕上げられ、もう一方の豚チャーシュー(写真手前側)は驚きの「イベリコ豚」が奢られ、しかもその最高ランクであるベジョータ種を使用しておられるとのこと。 脂身の多い部位ではありますが、脂質そのものが上品で甘味があり、諄さの類は全く見られません。  



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    緊張感漂う店内で「写真撮っても良いですか」の一言を発するのに、清水の舞台から飛び降りるほどの緊張を強いられたのは言うまでもないことで、手が震えてブレそうだったので箸上げ画像はありません(笑) 

    今まで目にしたこともないような大きなテボを使って茹で上げられる中根製麺製の細ストレート麺は、しなやかでありながら低加水を窺わせる「ザクっ」という歯切れの良い食感を伝えます。 スープを纏い上げるツールとしての役目はきっちり果たしてはいるものの、中華麺が持つ独特の風味は希薄で、やはり「和」のニュアンスが根底に存在しているような気がしてなりません。 

    嶋崎順一氏の独創的世界観に支えらる一杯は、食べ手の好みで評価が分かれる個性的なラーメンとも言えますが、更に通い詰めてみたくなる不思議な魅力を兼ね備えていることは確かです。



    都会の洗礼を受けながらも、お目当てのお店をクリアし満足感に包まれつつ帰路に就きましたが、同じ施設内にもう一軒人気店が存在していたことに気付いたのは東京を後にしてからのことでした(笑)



    category: 東京都

    Posted on 2012/05/26 Sat. 10:54  edit  |  tb: 0   cm: 12  

    麺や うから家から 

    福島市を代表する人気店の一つ『麺や うから家から』さんを訪問しました。 前回の訪問はいつだったかと記憶を辿ってみたところ、このブログを始める前まで遡る事になりますので、大凡2年振りくらいになるかと思います。 


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    私が開店直後に暖簾を潜った時は、店内におられる先客さんも数組だけでしたが、その後続々とお客さんが詰め掛け瞬く間に席が埋まっていきます。 場所柄、お若いご常連さんが多いのはご承知の通りながら、ご年配のリピーター様もしっかり付いて下さっているご様子。  


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    相当久しぶりなのでメニューを忘れてしまいましたが、「らーめん」「つけめん」「特もやしらーめん」の三種類が基本構成で、夏季限定の「冷やしラーメン」も既にリリースされていました。 更には10食限定の「カレー焼そば」なんてお品も加えられていまして、券売機を前にあれこれ悩んでおりますと、それを察して女将さんが丁寧にお品の説明をして下さいます。 私の前に食券を購入された総白髪の紳士が「特もやしらーめん大盛り、ニンニクヤサイマシ」なんてスゴイのをご注文しておられるのに敬意を払いながら、私は無難にこの品をオーダーしました(笑)  





    味玉らーめん(細麺 中盛り)
    800円

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    わりと端正でシンプルな醤油ラーメンといったビジュアルですが、厚切りのチャーシューと味玉が表情を豊かにしています。

    こちらのお店は旨味調味料を一切使用しないことで有名ですが、煮干しや鰹節などの魚介系と鶏ベースの動物系で出汁引きされるスープは、その二つの調和も素晴らしく、どこまでも口当たり柔らかな旨味が伝わってきます。 醤油タレには「生揚げ醤油」が使用されるとのことですが、醤油本来の風味を大事にしながらも、決してエッヂが効き過ぎるようなことはなく、旨味の余韻は早い段階でスッと退けていきます。 油膜がもたらすコク味もしっかり与えながら、こってり感を全く感じさせない仕立ての絶妙さは刮目すべきところでしょう。 


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    チャーシューはバラとモモの二種類。 その柔らかさは箸で持ち上げただけでもホロっと崩れるほどで、スープとのマッチングまで計算し尽くしたようなタレの染み渡り加減も特筆もの。 勿論、味玉のクオリティも文句無しで、味玉好きの心をがっちり掴んで離しません。


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    国内産の小麦を使用する自家製麺は、太麺か細麺をチョイス出来ますが、個人的な好みで細麺を選択。 やや加水率低めと思しきストレート麺は、非常に滑らかなすべすべの舌触りを持ちながら、驚くほどスープが良く絡みます。 軽く「ぷつっ」と感じる噛み応え、小麦の風味も実に素晴らしく、麺を手繰り寄せるスピードは加速していくばかりで、200gの麺はあっという間に消えて無くなりました。


    決して派手さは纏っていないものの、洗練された味わいをディテールの端々に散りばめている、そんな印象を強く窺わせる一杯でした。


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    旨味調味料を一切使用しない味作りにおいて、食材を切り替えるということがどれほどにリスクを背負うことであるのか、素人の私にでも容易に推し計る事は出来ます。 


    しかしながら、ご店主様の食材の持つ旨味を最大限に引き出す業と、食への安心・安全を最優先に追及されるこだわりは、いささかも揺らぐことを知らぬようです。


    category: 福島市

    Posted on 2012/05/22 Tue. 16:19  edit  |  tb: 0   cm: 6  

    正月屋 

    ここのところずっと訪問出来ていなかった ” いきつけ ” で、GWの連食で疲れた胃袋を労ってもらおうと出掛けてみました。 いつものルートでお店を目指し、指定駐車場に停めて店先に向かえば、まさかの臨時休業・・・。 それならばと方針転換し、すぐご近所にある現在大ブレイク中の人気中華料理店へと初めて足を延ばしてみるも、駐車場も店内も満員御礼でマダムに申し訳なさそうに見送られます。 思いっ切り場所を変えて、他のブロガーさんも絶賛される洋食転身系のお店に移動してはもたものの、こちらも同様です。 こんな紆余曲折を経た ” ランチ難民 ” をすんなりと受け入れてくれたのは、郡山市桑野に店を構えられる『正月屋』さんでした。


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    前述の通り、郡山市内をあちこち徘徊していたせいでお昼時のピークはとうに過ぎていましたが、広々とした店内はいつも通りの賑わいを見せておりまして、いつも通りのカウンター席に着かせてもらいます。

    「和」を基調とした染み渡る美味さで定評のこちらには、疲れた胃袋を労うにはまさにうってつけの一杯が並びます。 基本の「支那そば」か、シンプルな「塩そば」か、ちょっと贅沢に「伊達鶏とろそば」も捨て難いなと、さんざん迷ってオーダーしたのはこの品です。













    コク辛そば
    800円

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    なんでか、こんなスゴイの頼んでしまいました(笑) どちらかと言えば、淡麗系なお品がラインナップされる『正月屋』さんのメニューの中でも一際異彩を放つ ” アウトロー ” 的な一杯。 本格中華料理屋さんも真っ青の強力なインパクトは、決して見かけ倒しではありません。 


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    最初のひとくち目から怒涛の麻辣パワーが本領を発揮します。 湧き立つような辣油の辛さに花椒の爽やかな香りと痺れが加わって、キレの良いシャープな刺激が口の中に広がりますが、濃厚な白胡麻ペーストがそれを慰めるかのようにマイルド志向に働きます。 その味わいは所謂、坦々麺に近い属性を持ちながらも、麻辣パワーのみで押し切ってしまうようなことはなく、上質でどこか品の良さも感じさせます。 これは動物系と魚介系をマリアージュさせた「絶品」と謳われるベーススープがあってこそ為し得る味わいで、こんな一杯にも独自の様式美を備えています。
     

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    丼いっぱいに横たわるチャーシューは豚バラ軟骨。 ボリュームも然ることながら、驚くほど柔らかな食感は感動的ですらありまして、和食出身である親方の技が冴え渡ります。 これほどの逸品は余所ではちょっとお目に掛かれないかもしれません。

    中央に盛られるモヤシはスープ中に沈むボイル野菜と共に、辛味の緩和剤としての役割を果たしてくれます。 もっとも、麻辣コンビの圧倒的存在感に押され気味ではありますが・・・(笑) 


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    平打ちフォルムの太麺は「もっちり」した弾力ある食感を伝えます。 店内隅に設けられる製麺室で作られるこだわりの自家製麺ですから、麺そのものの美味さも格別ながら、やはり特筆すべきはスープとの相性の良さ。 濃厚でパワフルな旨味を余すことなく纏い上げてくれます。 


    食べ手を選ぶほどの強力な辛味を纏ってはいますが、その辛味はきちんと手懐られたもので、しっかり『正月屋』の世界観を踏襲しております。 汗だくになりながらも、最後までスープを飲み干さずにはいられない一杯です♪


    category: 郡山市

    Posted on 2012/05/17 Thu. 14:13  edit  |  tb: 0   cm: 4  

    ますや本店 台新店 

    新屋敷店、郡山駅前店、そしてこちらの台新店と、郡山市内に三つのお店を構えられる『ますや本店』さんを訪問しました。 台新店は先頃開催された「ふくしまラーメンショー2012」に出店された郡山一麺会の会長を務められる柴原久男氏がご店主として常駐されるお店です。


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    訪問しましたのは、ラーメンショー開催以前の4月下旬で、ちょうど一麺会加盟店のご店主様方がイベント用の仕込みに精を出しておられた頃になります。 実はこの日お邪魔させて頂いたのは、先頃お招きに与かった試食会のお礼がてら、ラーメンショーに出品される「大地の麺・絆」の最終形のイメージをお聞かせ願えたらとの思いで暖簾を潜らせてもらった次第です。 試食会後ご自身がイニシアティブを取ってブラッシュアップされたご苦労と、その自信のほどを熱く語って下さいました。

    その後この一杯は、大崎裕史氏をはじめ各出店社のご店主様方からも高く評価され、郡山一麺会の面目躍如を見せたのはご承知の通りです。


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                       <↑クリックで拡大>


    話を戻しまして、お店のお品書きを見ていくことにしましょう。 ラインナップされるラーメンは全て醤油味で、スルメや鰹節ベースの「元」、動物系メインの「伝」、その二つをブレンドした「新」の三本柱で構成されます。 それに合わせる麺は、低加水の細麺、中細、縮れ、多加水太麺の4種類から、チャーシューはバラ、モモ、ミックスの3種類からチョイスすることが可能。 更には麺量も、ハーフ、大盛り、特盛りまで用意され、まさに至れり尽くせり。 一つ一つセレクトするのが面倒だと仰る方には、「おまかせ」コールでも対応してくれるようです。  




    伝(細麺 ミックスチャーシュー)
    680円

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    魚介ベースの「元」と迷いつつも、一番人気と思われるこちらを頼みました。 伝家の宝刀とも言うべき漆黒スープは、三色雷紋に彩られることでより一層の深みを見せ付けます。 


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    出汁を引く寸胴に直接醤油タレを投入して煮込むという独特の製法で作られるスープは、メインの出汁に軟骨豚ガラを使用しておられるとのこと。 丼で醤油タレとスープをブレンドするものとはまるで違う、角の取れた醤油の円やかな口当たりは僅かに甘いニュアンスを纏い、動物出汁のコクがスープ全体をがっちりと下支えしております。 表面にはたっぷりの脂層が張られながらも、しつこさや諄さといったものは見られず、どこかキレの良いすっきり感も感じられます。 これぞまさしく、郡山ブラックの真骨頂と言えるでしょう。 


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    適度な脂身を残したバラ肉は脂質のジューシーさが感じられ、モモ肉は繊維に沿ってサクッと歯が入り、肉本来の旨味と食感を大事にしながら、とても柔らかく仕立て上げられております。 チャーシューそのものも大ぶりですから食べ応えも充分です。   


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    昭和中期頃の味を再現したと言う「伝」のスープと抜群の相性を見せる低加水のストレート細麺は、しなやかさのなかにも硬質感を伴う心地良い食感を伝えます。 食べ進めていきますとみるみるうちに漆黒スープに浸食されてはいきますが、中華麺の際立つ風味はいささかも翳りをみせることなどありません。 懐かしきテイストを宿すスープと、クラシカルな風合いを感じさせる麺のコンビネーションは、昭和の心象風景を連想させてくれることでしょう。


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    去る5月5日、ご店主柴原久男氏の御父様がお亡くなりになられました。 折しも、「ふくしまラーメンショー2012」が開催されていた最中の突然の訃報に我々も驚きを隠せませんでしたが、当地を盛り上げるべくご尽力下さった柴原会長の一念を胸に、最後の一杯まで心を込めて作っておられる一麺会メンバーの絆の深さに心打たれました。 

    この場をお借りしまして、故人様のご冥福を心からお祈り申し上げます。


    category: 郡山市

    Posted on 2012/05/12 Sat. 12:49  edit  |  tb: 0   cm: 4  

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