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    たなつものSHOKUDOU 

    福島駅の東口、パセオ通りに面した「パセナカミッセ」の1階にオープンされた、『 たなつものSHOKUDOU 』さんを初めて訪問してきました。 既にご訪問されたブロガーさんからも絶大な支持を受けている新店だけに、自ずと期待も高まります。 

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    こちらのお店は福島市松川の 『うから家から』 さん、この春にお邪魔して来たばかりの仙台の 『麺匠 ぼんてん』 さんともご関係のある、『食堂七彩』 さんの阪田博昭氏がプロデュースされたお店とのこと。

    美と食と健康を意識した、オーガニックにこだわり、

    ≪食べるなら少しでも体に良いものを提供しながら、地元で作られるものを優先し、地元で消費していく、「食」から本当の地産地消の意味を伝えること≫

    を基本コンセプトとして掲げられております。

    ちなみに「たなつもの」とは、いにしえの言葉で「種のもの」という意味だそうで、入口付近には有機栽培された穀類やオイルなどを販売するコーナーも設置されていました。

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                           <↑クリックで拡大します↑>

    店内はテーブルとカウンターで構成され、席数は30席強といったところ。 一応、 ” 食堂 ” を銘打ってはおられるものの、営業形態は完全にレストランです。 

    とてもお洒落で都会的な空間が演出されていまして、ずるずる~っとラーメンを啜りに来るようなお店には大凡見えませんが、11時30分から14時(ラストオーダー13時45分)まで提供されるご覧のランチメニューは「中華そば」と「ベジプレート」が、17時30分からのディナータイムは熟成庫で30~60日間もかけて ” ドライエイジング ” なる熟成が施されたお肉料理が提供されるようです。  


    私のお目当てであります中華そばは、今現在のところ4種類がラインナップされています。 まずは、一番スタンダードな一杯からエントリーしてみることにしました。




    稲庭中華そば
    750円

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    さすがに阪田氏が手掛けるだけあって、極めて美しく洗練されたヴィジュアルです。 

    チャーシュー、メンマ、刻みネギ、最低限のシンプルな載せ物で、ここまでの上質感を演出してしまうこのセンスはさすがの一言に尽きます。

    スープは、丸鶏、エゴマ豚、香味野菜などを丁寧に清湯で炊いた動物系がベース。 旨味調味料などで旨味を均一化していないのは言うまでもありませんが、これに節系の風味を重ね合わせて味幅を広げています。 その節系に由来するものなのか、味覚の最後に残る爽やかな酸味が、後味をとてもスッキリとしたものにしています。 

    醤油タレは熟成されたものを使用しているとのことで、角の取れた円やかな風味とコクが、動物系の出汁と絶妙にマッチしておりました。 

    淡麗さを基本としながらも、どこかに懐かしさも漂わすような ” 中華そば ” らしいニュアンスは伝わってくるかと思います。

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    美しいロゼ色のチャーシューはエゴマ豚を低温調理したもので、食感はしっとりと柔らかく、薄味なので豚肉本来の旨味を堪能出来ます。 

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    やや細めに切り揃えられたメンマのコリコリっとした食感も秀逸です。 繊細なスープの風味を損なわないよう配慮された味付けも言うこと無し。

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    組み合わされる麺がまた絶品でした。 

    秋田県の老舗稲庭うどんメーカー 『佐藤養悦本舗』 さんが新たに開発した、熟成乾麺を使用しておられます。 稲庭うどん同様の製法で作られるらしく、製麺後に2日間かけて熟成乾燥されるのだそうです。

    100%国産小麦粉にこだわった中細ストレート麺は、とてもしなやかで、小麦の豊かな風味と共に、低加水っぽいザクっという歯切れの良さも楽しませてくれます。 そして何といっても、極上の滑らかな喉越しがこの麺のハイライトと言えるでしょう。 

    私的には何となく、乾麺よりも生麺の方が美味しいようなイメージを抱いておりましたが、とんでもない勘違いでした。 熟成の一手間が掛けられる乾麺の美味しさに、ただただ感心しきり・・。


    ヘルシー志向の無化調スープは、時として、最後の一押しとも言える旨味の余韻に乏しかったりして、やや物足りなさを感じることもあろうかと思います。 食材の持つナチュラルな旨味で構築される味わいですから、凝縮感などはそれほど感じませんが、このスープの極めて豊潤な旨味は特筆すべきものと言えるでしょう。

    恐ろしくハイレベルな一杯でした。  




    ベジ中華トマトスタイル
    850円

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    こちらは連れが頼んだ品です。 当然の如く味見させてもらいましたが、トマトが全面支配するテイストでありながら、トマトの酸味は強過ぎず弱過ぎずで、もちろん特有の青臭さなんてものは一切感じさせません。 トマトテイストの奥にある、上品なベーススープの旨味もきっちり感じ取ることが出来ました。 

    香辛料に因るものなのか、それともハーブ系なのか、解析することは出来ませんでしたが、いずれしても爽やかな香味を放っておりまして、そんじょそこいらのトマトラーメンとは一線を画する、とびっきりの美味しさを堪能させてくれました。



    この二杯の美味しさにえらく感動してしまった私は、両隣のテーブル席におられるОLさんや素敵マダムの視線など気にも留めず、 ” お代わり ” を所望いたしましたww( ̄▽ ̄i)ゞ




    ベジ中華キャロットスタイル
    850円

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    この日に頂いた中華そばのなかで、一番濃厚なお味なのがこのキャロットスタイルです。

    ニンジンの風味はあくまで軽やかで、それ以外にも数種類の野菜をペースト状にして使用しておられる模様。 ラードや数種類のオイルと特製の醤油ダレもブレンドされているらしく、野菜の醸す自然な甘みにコクをもたらしてくれています。

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    一杯目に所望した「稲庭中華そば」のシンプルさに対して、ベジ中華の載せ物は彩りも豊かです。

    低温調理のエゴマポークチャーシューは同様ですが、細切りされたニンジン、ブロッコリー、ジャガイモ、キャベツの千切り、茹で上げた(?)雑穀と、盛り沢山。 

    お野菜が不足気味のあなたにもお勧めです(笑)

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    麺は前出の『佐藤養悦本舗』謹製の稲庭中華麺。 有機栽培された国産全粒粉を使用する小麦の風味は、もはや問答無用の美味しさで食べ手の心をググっと鷲掴みにしてくれます。 細身のストレート麺でありながら、スープの持ち上げもすこぶる良好でした。 

    お代わりまでして、連れは呆れ返っていたようですが、本人はそんなことなどお構いなしで、満腹、満足の態でお店を後にしました。


    もうこれ以上、何も言うことはありません。
    どうかお店に足を運ばれて、実際にこの美味しさを味わって下さい♪

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    小耳に挟んだところでは、夏季メニューもリリースを控えているらしく、どのような品がお目見えするのか気になっているところです。 付け加えて申し上げますと、中華そばよりはちょいとお値段は張りますが、「ベジ肉プレート」がかなりの豪華絶品なのだとか・・・。

    胃袋が幾つあっても足りませんですw( ̄▽ ̄;)w



    category: 福島市

    Posted on 2013/06/26 Wed. 11:46  edit  |  tb: 0   cm: 6  

    焔(ほむら) 

    ご同行して頂いた「今夜も無芸大食」の無芸大食さん、「エリーゼのぶらぶら日記」のエリーゼさんが既に記事挙げされておりますが、遅れ馳せながら私も追従レポさせて頂きたいと思います。

    とある日曜日の午後のこと、オフ会のお誘いを受けまして、無芸さん、エリーゼさんと共に那須塩原市上厚崎に店を構えられます 『焔(ほむら)』 さんにお邪魔致しました。

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    御案内役は、こちらのお店のご常連でもある仙台ご在住のブロガー 『yaoの食べたラーメンとかを記録しておくブログ』 のyaoさんで、宮城のお仲間ブロガー 『宮城ラーメン放浪記』 の備長炭さん、 『赴くままに麺、喰らう。~仙台麺探訪~』 のさっとんさんのお二方をお連れして、一足先に現地でスタンバっていて下さいました。


    さて、今回の会場となりました 『焔』 さんですが、白河屈指の人気店 『 火風鼎 』 さんのご子息様が店主を務められるラーメン屋さんとのこと。 ご店主・小白井誉幸氏は、東京都立川市の「立川ラーメンスクウェア」で開催された第8回ラーメントライアウトで、審査員特別賞を受賞されたほどの並外れた才能の持ち主でもあります。 

    そんな将来を嘱望されるご店主が作って下さる数々のラーメンを、心ゆくまで堪能しちゃおうってのがオフ会の趣旨でした。

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    無芸さんは昨年夏にご訪問されておりましたが、エリーゼさんと私は初訪でしたので、お品書きやら店内の様子をキョロキョロ。 先述しました通り、『火風鼎』さんのDNAを受け継ぐお店ですから、ラーメンは当然の如く白河ラーメンになります。 ただし、その代表格とも言える 『 とら食堂 』 を総本山とする一派には属さないお店でありますから、お品名や価格設定などを拝見しましても、その流儀を見出す事は出来ません。  

    お恥ずかしい話しながら、ルーツでもある『火風鼎』さんも未訪である為、単純に味の比較や味筋を語ることは出来ませんが、まずは白河ラーメンの魅力を語るうえでは外せないであろう代表的な一杯を頂いて、ご店主様の底力を拝見させてもらいます。




    ワンタンメン
    700円

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    ピンク色に縁取られたチャーシューが白河スタイルを主張しますが、やはり ” とら系 ” とはディテールが異なるようです。 出汁は鶏ガラの他に、豚ゲンコツも炊いているとのことですが、旨味の主体となるのはあくまでも鶏出汁系の旨味です。 凝縮感に溢れる鶏の旨味はとても華やかで、芳醇な香味も同時に届けてくれます。    

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    燻されたチャーシューはモモ肉でした。 ホロっと煮崩れたりとか、蕩けるような食感を伝えてくるものではありませんが、スモーキー感と生醤油系の味の染み入りのバランスに優れたものでした。 適度な噛み応えは残していますが、パサツキや硬い印象は全くありません。

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    ワンタンは具無しタイプです。 わりとしっかりとした食感が与えられており、スープで熱ダレするようなこともなく最後まで原型を留めておりました。 ふわっとした雲を呑むような舌触りを持つものとは異り、私的に今まで味わったことのない食感を持つワンタンでした。 

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    自家製手打ち麺は、毎朝白河のお店まで通って麺打ちしておられるそうで、その日に打ったフレッシュな麺にこだわっているとのこと。 ボコボコっとした不揃いな食感は白河スタンダードとしても、ざらざらっとしたような麺肌が実に個性的で、熟成感のある円やかな醤油タレの風味を、余すことなく纏い上げてくれたように思います。 

    白河ラーメンと言えば多加水麺が常識と思っておりましたが、これは意図的に加水率を抑え気味にしているのでしょう。 いずれにしましても、特徴的な麺でした。 




    牛塩ラーメン
    700円

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    続いてのラーメンは時折限定麺として提供されている一杯だそうです。 

    今年はなぜか ” 牛出汁 ” のラーメンを頂く機会に恵まれていますが、洗練されたこのヴィジュアルを目の当たりにしただけでも、これは間違いなくアタリだと直感させるものがありました。 ちなみに出汁には米沢牛を使用するという贅沢なスープです。

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    塩気はやや強めに効いていますが、口当たりはあくまでも柔らか。 円やかな塩味は牛出汁の風味を際立たせてくれます。 トッピングの牛肉にまぶされたブラックペッパーのスパイシーさと、レモンの爽やかな酸味もアクセントに従え、舌に染み入るような旨味を上品に表現しておりました。 

    同席した名立たるブロガーさんをも唸らせる精緻を極めた味わいは、お見事という他ありません。 このラーメンを食べる為に高速に乗って那須塩原に来ても良いと思える、珠玉の一杯でした。 




    喜多方ラーメン
    値段不明

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    白河ラーメンのお店なのに、なぜに喜多方ラーメンなの?と思われる方もおられますでしょう。 先述しました第8回ラーメントライアウトで審査員特別賞を受賞した際に出品されたのが、白河ラーメンと、この喜多方ラーメンの相盛りラーメンだったそうです。

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    ご覧の一升枡をステンレスのパーテーションで仕切り、片方に白河ラーメンを、もう片方に喜多方ラーメンを盛るという、ご店主のアイデアが光る作品です。

    食べ進めていって最後は、パーテーションを引き抜いて大胆にブレンドしちゃうって寸法です。

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    ご店主はラーメン作りに於いて、水が味に与える重要性を知り抜いておられます。 喜多方ラーメンには、わざわざ喜多方から汲んできた水で出汁を採り、それに使用する麺も喜多方の水で麺打ちされるという徹底ぶり。 その水で豚ガラや煮干しなどの喜多方テイストを決定付ける食材を炊いて、王道系とも言える喜多方ラーメンを作り上げていました。 煮干し系のニュアンスなんかは、まさに喜多方の人気店を彷彿とさせる味わいを再現されていました。

    このスープに組み合わされる麺とチャーシューは、レギュラーメニューに準じた自家製手打ち麺とスモークチャーシューになります。 白河ラーメンと喜多方ラーメンが融合したような、未だかつて味わったことのないオリジナリティ溢れる一杯に仕上がっていました。





    青山の塩
    価格未定

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    こちらは近々、杯数限定で正式にリリースされる予定の品です。 比内鶏の鶏ガラを清湯で炊き上げた塩ラー仕立てです。 

    表層の豊かな鶏油が只ならぬ一杯である事を予見させます。 鶏出汁は芳醇かつ濃厚でありながら、くどさやしつこさを全く感じさせません。 比内鶏の旨味を味わい尽くす為に作られたような、究極的にシンプルな素ラーメンと言えるのではないでしょうか。

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    付け合わせとして共添えされるお肉は、豚肉の希少なある部位をハーブと共に焼き上げたものです。 ご店主から豚肉と教えられるまで、誰もそれとは気付かなかったほどで、独特な食感が特徴的でした。

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    手打ち麺の良さを余すことなく引き立ててくれるスープに泳がされ、その魅力はますます深みを増していきます。 計算され尽くしたような素晴らしい仕立てに、ただただ感心させられるばかりでした。

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    星の数ほど存在する白河ラーメンのお店の中でも、煌めくような個性と抜群のセンスで、次代の白河を背負って立つであろう若き店主の行く末を、今後も楽しみに見守っていきたいと思います。

    ご一緒させていただいたブロガー様各位と、このような機会を作って下さったyaoさんに、この場を借りて感謝申し上げたいと思います。 





    category: 栃木県

    Posted on 2013/06/22 Sat. 21:59  edit  |  tb: 0   cm: 2  

    正月屋分店 支那そば やまき 

    先日のことになりますが、なにやら魅惑の限定ラーメンが提供されるらしいとの情報をキャッチしまして、二本松市若宮の『 正月屋分店 支那そば やまき 』さんを緊急訪問してまいりました。 そういえば、いつ以来だろうと記憶を辿ってみれば、まるっと1年振りのご無沙汰でした( ̄▽ ̄i)ゞ

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    限定ラーメンと言いますと、ここからもほど近い『麺処 中華惣菜 若武者』さんが精力的にリリースされていますが、回数こそ少ないものの、こちらの 『やまき』 さんでもゲリラ的に提供されていました。 今まではなかなかタイミングを合わせられず、口惜しい思いをしてきましたが、ここにきてようやくチャンスが巡ってきました♪

    何が何でも確実にゲットしたかったのでシャッターしましたが、どこからともなくファンが押し寄せ、開店前に出来た列はおよそ10名ほどになりました。 県外組も含め、錚々たるメンバーが集結し、さながら ” 支那そば やまき ファンの集い ” 的な様相を呈し、異様な盛り上がりを見せていました(笑) 

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    開店時刻の数分前に八巻店主が現われ、お店を開けて下さいました。 ご挨拶を済ませ店内へお邪魔させて頂いて、某店のご店主様、某カリスマブロガー様と共に、小上がり席に陣取らせていただきました。

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    県外からもファンを引き寄せる限定ラーメンの正体はこちらです。 郡山本店にもない、八巻店主完全オリジナルの渾身の一杯を頂戴いたします。
      



    鶏白湯そば(限定につき現在は提供しておりません)
    750円

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    『正月屋』さんと言えば、美しく澄んだ清湯スープを思い浮かべますが、よもやの白湯スープです。 

    時間をかけて丁寧に炊き上げた白湯スープは、とろみがつくほど豊潤かつ濃厚です。 醤油タレもわりと強めに効いていて、凝縮された旨味の輪郭を際立たせておりました。 

    このラーメンの特筆すべきところは、これだけの濃度を保ちながらも、上品さを全く失っていないという点に尽きるでしょう。 超一流のお店で培った技巧とセンスを遺憾なく発揮され、珠玉の出来栄えとも言える一杯を完成させております。 

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    カイワレ、ボイルもやしと一緒に添えられるのは、ガーリックバターなる珍しいアイテム。 全体の味を一変させるような強烈なものではなく、ガーリックの香ばしい風味とバターの芳しい香味で、味のアクセント的役割を果たしてくれていました。

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    チャーシューは、もしかしたら専用誂えのものでしょうか。 むっちりした柔らかな食感と、蕩けるような脂質のジューシーさが実に秀逸。 大ぶりなので食べ応えの面でも文句無し。  

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    麺はグランドメニューの「支那そば」にも使用されているものと同スペックの自家製中太麺ですが、かなり硬めに茹で上げられていて、ポキポキっとした小気味良い歯応えを楽しませてくれます。 今まで何度となく頂いてきた麺ですが、茹で方一つでこれほどにも異なる表情を見せてくれるのかと、目から鱗が落ちる思いでした。 

    この「鶏白湯そば」、実は今回で4回目の提供になるとのこと。 その全てを召し上がってこられたご常連さん曰く、今回の一杯がベストだと断言されておりました。 脇目もふらず、超真剣モードで一心不乱に召し上がっておられるファンの姿を拝見すれば、初見参の私も自ずと納得させられるものがありました。


    限定品の素晴らしい味も然ることながら、無類のラーメン好き達と同じ美味しさを共有出来る歓びが込み上げてくるのを実感いたしまして、次回の ” ファンの集い ” の開催も今からとても楽しみにしている次第です(笑)

    清湯のスペシャリスト・八巻店主が作る ” 極上鶏白湯そば ” 聞きしに勝る逸品でしたヽ( ̄▽ ̄)ノ

     


    category: 二本松市

    Posted on 2013/06/17 Mon. 14:10  edit  |  tb: 0   cm: 4  

    正月屋 

    今年2月以来になる郡山市桑野の 『 正月屋 』 さんです。 県内外に大勢のファンを持ち、同業者であるラー屋さんのご店主からもリスペクトされるほどのお店です。 名店ひしめく郡山においても、その存在は別格と言えましょう。

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    お邪魔しましたのは平日のお昼ちょっと前でしたが、50席近いキャパを誇るファミレスのように広い店内には、大勢のお客さんが詰め掛けておられました。 

    梅雨入りしたとは言え、訪問した6月初旬は連日のように夏日が続いておりました。 すでに夏季メニューをリリースしているお店も少なくないことから、あわよくばと期待してみましたが、まだまだ時期尚早であったことを思い知らされました( ̄▽ ̄i)


    さてさて、気を取り直してお品選びです。 熱々のラーメンを頂くとしても、何となくあっさりしたものを所望したくなるのは、こんな暑さのせいだったのでしょうか。 そんなこんなで、こちらのメニューのなかでも、ひときわ淡麗さに特化した一杯を頼むことにしました。





    塩そば+半熟煮玉子
    650円+100円

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    「支那そば」と双璧を成す人気の「塩そば」に、半熟煮玉子を添える王道トッピングでキメてみました♪ 

    お店ご自慢のスープは、伊達鶏や豚ゲンコツなどを炊く動物系スープと、昆布、煮干し、鰹節などを合わせた魚介系スープのWスープ仕立てであることは、周知の事実として広く知れ渡っていることと思います。 

    恐らく数十種類にも上るであろう食材を用いて構築される味わいは、とても複雑なようでいで、それぞれの旨味のベクトルを同一方向に重ね合わせることによって見事な調和が図られます。 そのベクトルの先にあるものはと言えば、親方が創り上げられた ” 和 ” をベースとした独自の世界観になります。

    ふくよかで豊潤な動物系と、繊細で香り高き魚介系の見事なマリアージュは、 ” 滋味 ” という副産物も従えて、食べ手の心を深く魅了します。

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    お店のヴィジュアル・アイデンティティとも言えるカイワレをあしらった充実のトッピング達は、 ” 正月屋スタンダード ” とも呼べる秀逸なクオリティを誇ります。 

    チャーシュー、味玉、メンマといった職人の手仕事が光るものは勿論のこと、揚げネギや干し海老といった、スープの風味をより一層豊かにしてくれるアイテムの存在も軽視してはなりません。 お客様に美味しく召し上がって頂く為のきめ細やかな配慮は、このようなところにも表れているのです。

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    そんな載せ物のなかでも、やっぱり目を惹くのが肩ロースチャーシューでしょう。 思わずビールのあてにしたくなるような濃いめの味付けではなく(ビールのあてにしても間違いなく美味しいとは思いますがww)淡麗な塩スープとの相性まで考慮された品の良い味付けは、やはりバックボーンに和食の技巧があることを示唆しています。

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    塩そばにデフォで合わされる細麺は、アルデンテのように芯を残した硬質さで、コキコキっとした小気味良い噛み応えを楽しませてくれます。 麺肌はとても滑らかで、啜り心地は極めてしなやか。 ほんのりと漂う小麦の風味も上々です。 スープのクリアな旨味を惹きたててくれる最良のパートナーと言えるでしょう。

    もちろん、お好みで中太麺や太麺にチェンジすることも出来ます。 デフォとはまた違った表情を楽しんでみるのもお勧めです。


    強烈にリピートしたくなるような、いわゆる中毒的な味わいとは異なりますが、しばらく伺わないでいると自然にお店に足が向かっている。 そんなお客様も決して少なくはないでしょう。 

    ここ 『 正月屋 』 さんの魅力は、実に奥深いのです。



    category: 郡山市

    Posted on 2013/06/12 Wed. 18:35  edit  |  tb: 0   cm: 2  

    らーめんHOME 

    この日は所用で福島市に出掛けておりまして、用足しが終わり次第、そのまま市内でラーメンを頂くつもりでいました。 「今日はどこのお店に行こうかな♪」と、あれこれ思案するのも食べ歩きの楽しみの一つですが、3軒ほどピックアップしたお店が全て定休日だったという悲しい現実を目の当たりにし、お店選びは強制的に振り出しに戻されます(笑) 
     
    ランチ難民に陥るようなことだけは絶対に避けたいところですが、用足しが終わりようやくフリーとなったのが、午後の1時半過ぎ。 中休みを設けれておられるお店の殆どが、午後2時を境にアイドルタイムへ突入することを考慮しますと、もはや一刻の猶予もありません。 

    そんな焦燥感に駆られながらも、アイドルタイム設定が午後3時という、誠にもってありがたいお店を思い出し、脇目も振らず岡島の『らーめんHOME』 さんを目指しました。

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    スープ切れで早仕舞いなんてことは無い筈のこちらですが、店先に掲げられた ” OPEN ” のボードを見付け安堵いたしました。 ちょうど午後二時の入店となりましたが、待ち客こそおられなかったものの、店内はまだまだ大勢のお客さんで賑わっておりまして、人気店としての貫禄を見せ付けます。 

    かなりおなかペコペコでしたから、ラーメンと一緒に未食のご飯物もオーダーしてみようと目論むも、カウンター席に着くとほぼ同時にお綺麗な女性スタッフさんが来られまして、まるで私の心を見透かしているかのように、本日は既にライス切れであることを告げて行かれました・・・。

    ランチ難民になる思いをすれば、これしきの事は何でもありませんが・・・やっぱり食べたかったです(ノд-。)クスン




    特・琥珀 大盛り
    950円+100円

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    私が訪問した5月下旬の時点で期間限定品は提供されておりませんでしたので、基本に立ち返って「琥珀のしょうゆ」をトッピング全部載せver.で、さらに麺大盛りでオーダーしました。  

    ベースとなります動物系スープは、会津地鶏の丸鶏を炊き上げます。 ふくよかでリッチな鶏出汁の旨味は、力強さを兼ね備えつつも上品さは失いません。 鶏油の油膜は厚めでも脂っこいような印象は与えることなく、地鶏の濃厚なコクを端正に伝えてくれます。 

    これに合わせられる魚介系スープは、宗田節、鯖節、鰹節の3種の節を使用しておられるとのこと。 それぞれに異なる特徴を持つ節をブレンドすることで、極めて芳醇な風味を引き出しています。 この節テイストが一杯の味を支配しますが、節のネガティブな面は一切感じさせず、細部にまでわたって緻密に作り上げられていることを窺わせます。 

    醤油タレの効きは強過ぎず弱過ぎずの絶妙バランス。 繊細な出汁の旨味とも見事な調和が図られています。    

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    トッピング全部載せの「特」は、味玉、ワンタン、チャーシューが1枚プラスされます。 どのトッピングをとってもすこぶる秀逸な出来栄えなのですが、このバラチャーシューの美味しさは群を抜いています。 スープとのマッチングを考慮し薄味に仕立てられますが、そのぶんお肉の旨味をダイレクトに堪能できます。 また、スープの熱でホロホロ~っと崩れてしまうほど柔らかな食感は、まさに絶品と言う他に言葉が見当たりません。 

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    その見た目も可愛らしい ” 金魚ワンタン ” も二つ。 皮は厚めでしっかりとしており、もちろん餡はみっちりと詰まっていました。 

    この他、コリコリ食感の極太メンマ、黄身の濃厚な会津地鶏の味玉と、その美味しさを一つ一つ噛み締める度に、至福のひとときが訪れます。 

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    全粒粉配合の中細ストレート麺が、こだわりのスープにも負けじと存在をアピール。 しなやかで滑らかな食感とともに、豊かな小麦の風味を存分に楽しませてくれます。 低加水麺ならではの「ザクっ」とした歯切れの良さも心地良く、この麺の美味しさは間違いなく特筆レベルです。  

    大盛りコールしていますから麺は増量されていますが、スープとのバランス関係が全く崩れていない辺りは流石です。 

    食べ終えた時の満足度は、すこぶる高いものになることでしょう。


    ところで、気になる期間限定のお品ですが、帰り際に伺ったところでは、夏のラーメンは6月中旬頃、夏のつけ麺は6月下旬頃の提供開始を予定しているとの事で、それに伴い「黄金の味噌」は暫くの間お休みになるようです。

    どのような一杯になるのかとても楽しみで、今からリリースが待ち切れません♪

      
     



    category: 福島市

    Posted on 2013/06/07 Fri. 21:08  edit  |  tb: 1   cm: 4