09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

    麺処 若武者 

    10月2日から開催された『大つけ麺博』も今週日曜日をもって閉幕いたしました。 先頃もご紹介していたと思いますが、本年はつけ麺生誕60周年の特別企画ということで、『つけ麺VSラーメン 本当に美味いのはどっちだ決定戦』と称して、つけ麺軍対ラーメン軍の熾烈な戦いが繰り広げられたようです。 

    ご存知の通り、『麺処 若武者』さんはラーメン軍として第三陣にエントリーされました。 お店の一番人気メニューを引っ提げて単独出店に臨まれましたが、会場で召し上がられたお客様の評価は極めて高いものでした。 私は会場を訪ねることは出来ませんでしたが、福島ラーメン界の新たな牽引役としての底力とポテンシャルを見せつけてくれたことに、ファンの一人としてこの上ない喜びを感じています。 

    wakamusya1628.jpg

    お客様思いの山本店主のことですから、会場まで足を運べなかった地元のファンにも “ つけ博仕様 ” を振る舞ってくれるハズと密かに期待していましたが、見事にその期待に応えて下さいましたヽ( ̄▽ ̄)ノ


    青森シャモロック塩鶏中華 大つけ麺博ver. (※100食限定) 
    730円

    wakamusya1642.jpg

    シャモロック系はちょいと久方ぶりで、どれほどの進化を遂げているか楽しみにしてましたが、丼から漂う鶏の香気がすでにヤバいです! ベースとなる青森シャモロックの清湯スープは、この上なくリッチでふくよかな旨味。 厚めの鶏油層もそれに拍車を掛けていますね。 塩ダレには帆立やシジミなどの貝の旨味を加えているそうです。  それと分かるような風味こそ感じないものの、角の取れた円やかな塩味とコハク酸の付与で旨味に立体的に仕上げています。

    繊細で、端麗で、雑味の無い洗練された味わいは期待以上の美味しさでした。

    wakamusya1639.jpg

    載せモノはレギュラー仕様に準じています。 細切りのメンマ、青菜、ナルト、味玉ハーフ、鶏モモチャーシューの布陣です。 シンプルかつスタンダードな装いに見えながら、丸く成型された鶏モモ肉チャーシューの秀逸な美味しさをはじめ、繊細な塩スープとのバランスも完璧なマッチングで調えられているんですね。 

    wakamusya1640.jpg

    この一杯の主役は、やっぱりこのスープにあると思いますが、その引き立て役と言えるのが『麺屋 棣鄂』さんの「サンダー麺」でしょう。 ひらひらとした平打ちフォルムが生み出す啜り心地は唇を震わせるような感覚。 言うまでもなくスープの持ち上げにも優れています。 小麦の風味というか、麺そのものの味に関してはやや穏やかな印象ですが、逆にその特徴がスープのクリアな味わいを最後まで濁さないって利点に繋がっているようにも思えました。

    幾度にもわたるブラッシュアップで美味しさに磨きが掛けられてきた看板メニューですが、本仕様は更に細部にまでこだわり抜いた究極のバランスで成り立っていると思います。  塩ラーメンの名店ですら顔色を失うほどの会心作に仕上がっていますが、イベント会場で作られていたラーメンはこれを凌駕する美味しさだったと言いますから驚きですw( ̄▽ ̄;)w 

    次なる大舞台は本日開幕の『東京ラーメンショー2015』の第二幕です。 ご訪問の機会がありましたら、駒沢オリンピック公園内中央広場にお越しください!


    category: 二本松市

    Posted on 2015/10/29 Thu. 10:00  edit  |  tb: 0   cm: 0  

    正月屋 

    このところは私の誘いにも滅多に乗ってくれなくなってしまった次女から、珍しくもラーメンランチのリクエスト♪ 1年4ヵ月ぶりに次女お気に入りの『正月屋』さんを訪問しました。

    syougatsuya1622.jpg

    日曜日のお昼時とあって大勢のお客さんで賑わってはいましたが、待ちナシですんなりと席に通して頂けました♪ 今日は何にしようかとちょっと悩んだ末に、気になっていた裏メニューがあったことを思い出し、この機会に確かめさせてもらうことにしました。


    つけ麺スペシャル
    900円

    syougatsuya1623.jpg

    知る人ぞ知る裏メニューですが、レギュラーつけ麺の和風醤油仕立てのつけ汁をコク辛テイストにコンバート。 『正月屋』さんにおいてのコク辛そばは異彩を放つ一杯ですが、つけ麺スタイルとされたことでまた違った表情を楽しませてくれそうですね。

    syougatsuya1626.jpg

    トッピングはレギュラーのつけ麺と変わりません。 訴求力の強い主役級のキャストは不在ですが、コク辛つけ汁と合わせても何ら違和感を感じさせません。 お好みのタイミングでつけ汁にドボンして頂くのが良いと思います。

    syougatsuya1625.jpg

    自家製の太縮れ麺は、冷水で締められることで歯を押し返すような弾力に更なる力強さが与えられています。 つるんとした滑らかな舌触りで、小麦のほのかな風味もふわっと届けられます。

    syougatsuya1624.jpg

    注目のつけ汁は清湯ベースに白胡麻の香ばしさと濃厚なコクを重ねます。 レギュラーのコク辛そばよりは幾分穏やかですが、 “ 麻 ” の痺れと爽やかな風味はしっかり継承されています。 辣油のオイリーさは希薄なのでさほど重たい印象は受けないと思いますが、このインパクトとパンチ力は侮れないレベルです。

    つけ麺用にチューニングされているせいなのか、ちょっと塩味のアタリに角を感じますが、温泉玉子を投下すればマイルドにも変化させられます。 

    syougatsuya1627.jpg

    つけ汁に潜らせれば、濃厚四川テイストが縮れ麺にがっつりと絡みます。 逞しい麺の歯応えも少ししなやかさを帯びて、もっちりした食感もアップ。 ぶるぶるっと跳ねるようなダイナミックな啜り心地で、インパクトあるつけ汁を真っ向から受け止めてくれました。

    残ったつけ汁にライス投入して追い飯も楽しめるそうですが、そちらはこの次の機会に見送ることにしました。 

    杯数限定なども設けられておらずどなたでもご注文頂ける品ですから、気になられましたらどうぞオーダーしてみて下さい。

    category: 郡山市

    Posted on 2015/10/26 Mon. 10:00  edit  |  tb: 0   cm: 0  

    中華蕎麦 こばや 

    福島市松川町、JR金谷川駅前の新店『中華蕎麦 こばや』さんです。 
    オープンから2週間足らずの間に3回目のリピートになりますが、仕事帰りにふとあの味が頭を過ったら、居ても立っても居られなくなりお店に向かってしまいました。

    kobaya1621.jpg

    混雑もだいぶ落ち着いてきたようで、待ちナシでカウンター席に着くことが出来ました。 カウンター席頭上とお店の奥には “ 伝:木羽屋四代記 ” と記された5枚のパネルが飾られています。 廣田店主のご実家である『木羽屋(こばや)製粉』さんの歴代当主の功績が記されているのですが、 “ たなつものグループ ” のルーツの一端を垣間見れるバイオグラフィーになっています。 

    kobaya1616.jpg

    中華蕎麦が出来上がるまでの間に目を通してみるのも一興かと思います。



    煮干し中華蕎麦 (並盛)+肉盛
    800円+250円

    kobaya1617.jpg

    今回は麺量を並盛にして、その代わりにチャーシュー増しをオーダーしてみました。 スープは早くもブラッシュアップされているようで、重厚な醤油テイストがやや穏やかになった代わりに、生醤油っぽい酸味が主張するスッキリした味わいにシフト。 軽快なキレの良さを感じます。 

    最大の変化点は煮干し風味です。 濃厚でありながら生臭さとかエグ味を感じさせないのは従来通りですが、鼻腔に抜ける香ばしい風味が一段と力強くなっています。 

    kobaya1618.jpg

    チャーシューは豚バラとモモ肉の2種類。 こちは真空低温調理された豚モモチャーシューのセクション。 やや厚めに切り出されていて、むっちりした噛み応えが伝わります。 肉汁も適度に残されしっとりとしたジューシーさで肉の旨味を楽しませてくれます。

    kobaya1619.jpg

    反対側は、豚バラチャーシューセクション。 こちらも厚みを持たされていますが、繊維質はホロっと解れ、脂身はスープの熱で蕩けるような柔らかさになっています。 脂身は上品な甘みで、必要以上に脂っこさを感じさせないのがエゴマ豚の肉質の良さですね。 

    異なる肉の食感と味わいを交互に楽しめる贅沢極まりないトッピングです♪

    kobaya1620.jpg

    大鍋でゆったりと泳がされた後に、平ザルでチャッチャッと湯切りされる自家製極太縮れ麺は、もっちりした弾力感に富んだ噛み応え。 その日の朝に粉を引き製麺されるフレッシュな麺ですから、小麦の香り立ちが格段に良いんです。 スープがクリアになったお陰で、この麺の美味しさがより一層引き立ててられていたように感じました。 粉の配合や加水率の変更など、更なる高みを目指して様々な試みがなされているようです。

    県内産食材の素晴らしさと己のアイデンティティを一杯の丼に表現した傑出の中華蕎麦です♪


    category: 福島市

    Posted on 2015/10/23 Fri. 10:00  edit  |  tb: 0   cm: 0  

    五福星 

    久しぶりに仙台市泉区の『五福星』さんにお邪魔しました。 
    長女の進学で仙台市を訪れる機会も増え、それに伴いこちらの訪問回数も飛躍的に伸びる・・・ハズでした。 実際のところは家内と娘二人の女三人に対し父親一人では劣勢極まりなく、ランチ決定権を委ねてくれるなんてことはごく稀です(´‐ω‐) そんな訳で、気付けばおよそ半年ぶりの訪問になってしまいました。

    u-fu-shin1610.jpg

    今回は家内と二人だけだったのでワガママを許してもらい、この夏リリースの新作を楽しませてもらうことにしました♪ 


    納豆スムージーざる中華+追い納豆
    950円+50円

    u-fu-shin1605.jpg

    新作は、冷たいつけ汁+冷たい麺のいわゆる冷やし系メニューになりますが、夏季限定品としてではなくレギュラーメニューに据えられているところが興味深いところでもあります。 納豆という強烈に個性的なアイテムを使ってどのように仕立てられているのか、とっても気になってたんですよね。

    u-fu-shin1606.jpg

    つけ汁はその名の通りスムージー仕立てで、言うまでもなくキンキンに冷さています。 ってか、予想をも上回る冷たさです!(;゚Д゚) つけ汁に入る具材も実に個性的なアイテムが揃い踏みで、山椒の実&アサリ&ハマグリの自家製佃煮をはじめ、オクラ、山芋と、おそらく普通のラーメン屋さんには思いも付かないような変わり種が幾つも潜んでいます。 

    アサリとハマグリの佃煮は甘じょっぱく味付けされ、山椒の爽やかな風味も微かに感じられます。 山芋は凍らされていて、ちょっと歯応えのあるシャーベットのような食感。  それからもう一つ、 “ ぷにぷに ” っとした独特の歯応えがある謎の食材もあったのですが、果たしてあれは何だったのでしょう?

    u-fu-shin1608.jpg

    見てくれはアレなんですが、全てをグワ~っとかき混ぜることで調和する旨味と食感のハーモニーに魅了されます。 元ダレは醤油ベースらしく、ほのかな醤油テイストがあって、冷涼感の奥にじわっとした甘みも感じます。 主役である納豆の風味や旨味もちゃんと活かされていますが、強烈な納豆テイストだけで押し切ってしまうことはありません。 独特のあの風味を、ここまで品良く仕立てあげてしまう技巧には驚くばかりでした!

    u-fu-shin1607.jpg

    麺は自家製シルク麺ですが、この品の専用スペックなんでしょうか。 水で冷たく締められることもあって、むちっと歯を押し返すような弾力ある噛み応えです。 小麦の香り立ちも殊の外に豊かで、この麺のポテンシャルの高さを感じました。 麺量は1玉から3玉まで選べて、茹で前360gの2玉でもかなりのボリューム。  “ 五福星オリジナル麺 ”の面目躍如たる高品位の美味しさでした。

    u-fu-shin1609.jpg

    このシルク麺をスムージーに潜らせれば、もうどっぷりと絡みまくり♪(〃▽〃) 麺を漬け置きしてしまうとスムージーに冷却されて凍ってしまうそうなので、一啜り分だけ箸で手繰って召し上がるのが良いそうです。 

    味変アイテムとして供される自家製の白酢を途中で加えてみると、酸味のアクセントが旨味の輪郭を鮮明に浮かび上がらせます。 一見すると超絶濃厚そうに見えるかもしれませんが、和の趣きを思わせる繊細さと品の良い妙味が冴え渡った逸品でした。    

    冷え込みがますます強まるこれからの季節には適さないかもしれませんが、一年を通して冷やしラーメンが提供されるお店もあることですし、我こそはとおっしゃる方はぜひともチャレンジしてみて下さい。 ただし、並みのひゃっこさではありませんので、それ相応の覚悟は必要ですw( ̄▽ ̄;)w

    u-fu-shin1603.jpg

    人気メニューの餃子も頂きました。 ご厚意でモミジおろしやら白髪ネギをたっぷり載せて頂いちゃいましたが、これ一個で普通サイズの3個分はあろうかという大餃子です! 

    u-fu-shin1604.jpg

    皮から自家製ですが焼き目のパリパリ感と、中のもっちり感の食感のコントスラストも良いですね。 定番のニンニクやニラは不使用でも、お肉がみっちり詰まった餡がこれまた美味! ちょっとピリ辛なモミジおろしも、餃子の美味しさを引き立てていました。 これ、生ビールのあてにしたらサイコーだろうなぁ♪

    最後にお知らせです。 10月2日から開催中の『大つけ麺博』の第四陣(20日~25日迄)に6年連続でご出店されます。 今年は、『つけ麺VSラーメン 本当に美味いのはどっちだ決定戦』なる特別企画で催されていますが、ブランニューを引っ提げラーメン軍でのご参戦です。 機会がありましたら、どうぞ新宿歌舞伎町・大久保公園内の特設会場に足を運んでみて下さい。


    category: 宮城県

    Posted on 2015/10/20 Tue. 10:00  edit  |  tb: 0   cm: 0  

    麺処 あんかつ 

    2週間前にお邪魔したばかりですが、ふたたび夜の部の暖簾を潜った『麺処 あんかつ』さんです。
    秘密裏に新作の開発が進められてる噂は届いていましたが、前回私がお邪魔した直後にひっそりとリリースされてたんですよね~w( ̄▽ ̄;)w

    ankatsu1602.jpg

    その新作とは他でもない、『福島ラーメン組っ!獅子奮迅隊』のメンバー店にのみ提供が許される “ 福島鶏白湯 ” です。 伊達鶏、会津地鶏、川俣シャモの “ 福島三大鶏 ” を用いることを定義としていますが、その三種をどれくらいの比率でブレンドさせるか、どの部位をどれくらい使用するか、どれだけの時間を炊くかなどなど、仕立て方は各店の自由とされています。

    つまり、同じ食材を用いた鶏白湯ラーメンでも、お店ごとの個性やセンスを楽しめるってことになりますね。 ってことで、五番目にあたる福島鶏白湯を楽しませてもらいましょう。   


    福島鶏白湯 あんかつver.
    800円

    ankatsu1598.jpg

    載せモノもなかなかの盛り沢山で見どころたっぷりですね♪ 三大鶏を贅沢に炊いたスープは微乳化タイプ。 『あんかつ』さんらしい軽やかでスマートな味わいで、クリーミーな舌触りも感じさせます。 塩味仕立てとされることで、シンプルかつストレートに鶏の旨味を楽しませてくれますね。 

    ankatsu1600.jpg

    ビジュアル的には極太メンマの下に這わされる小松菜が特徴的かと思います。 瑞々しさと彩りで目でも舌でも楽しませてくれますが、ラーメンにはちょっと珍しい食材ですよね。 実はご店主の修行先『麺や うから家から』さんがラーメンに小松菜を添えていたことがあって、そのオマージュなんだそうです(〃▽〃)

    削ぎ切りされた白ネギも水に晒して辛み抜きするなど、味への配慮は細部にまで及びます。

    ankatsu1599.jpg

    ハイライトは豚バラ肉チャーシューと、鶏胸肉の真空低温調理チャーシューでしょう。 鶏チャーシューはしっとりジューシーな食感で、ほどよい塩気が肉の旨味を引き立てています。 豚バラチャーシューも名店仕込みの美味しさが冴え渡り、噛む必要がないくらいの柔らかさ。 鶏挽き肉はスープとの親和性も高く、鶏の旨味を増長させてくれるように思います。

    ankatsu1601.jpg

    麺は醤油ラーと同じもので、国産小麦に全粒粉ブレンドした中細ストレート麺。 しなかやでありながら張りのある食感も感じられ、小麦の風味も豊かな香り立ちです。 スープの絡みにも優れていて、まるでこのラーメンの為に誂えたかのような相性の良さですΨ( ̄∀ ̄)Ψ

    油膜のオイリーさはあまり感じられません。 鶏油などで旨味・風味を押し上げるのではなく、ひたすら純潔に鶏のピュアな旨味で勝負に出た!って感じでしょうか。 クドさやクセもなく、初めて鶏白湯ラーメンを召し上がる方でもすんなりと受け入れてもらえそうな優しさに溢れた一杯です。 これもまた一つの味の個性ですよね。

    新たな “ 福島鶏白湯 ” のエントリーで、ますます盛り上がることでしょう♪

    category: 福島市

    Posted on 2015/10/17 Sat. 10:00  edit  |  tb: 0   cm: 2