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    ふくしまラーメンショー 2012 第三日目 

    ブログを書く時間が取れず間が空いてしまいましたが、第三日目に当たる5月4日の夕方に訪問しました。 この日の日中はチケットの販売を一時休止するほどの人出で賑わいを見せていたそうですが、夜の帳が下りる頃になってもお目当ての一杯を求めるお客さんがチケット売り場に群がっておりました。

    この日は日中の所用が押して会場に出向く時間が遅れてしまい、午後6時半頃に到着。 10店全制覇を目論む私としては、終了時刻までの残り少ない時間を有効的に使って、最低でも3軒は回っておきたいところ。 どのブースに並ぶか迷いつつ、最初のターゲットに照準を合わせました。  


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    『肉煮干し中華 さいころ』さんです。 こちらは昨年秋の『東京ラーメンショー2011』で、県内人気店のご店主方と『さいころ・福島シンジケート』としてコラボ出店しておられたのは記憶に新しいところです。  


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    ご存知の方も多いことと思われますが、ご店主の鯉谷剛至氏はいわき市のご出身。 故郷の復興に懸ける想いは、並々ならぬものがおありのことでしょう。 そんなご店主が丹精込めて作られる一杯がこちらです。


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    まさしく「中華そば」の呼び名が相応しいスタンダードなビジュアル。 鶏や豚と思しき動物系出汁にマイルドなニボ風味を合わせる王道系のスープは、ほのかに甘いニュアンスを纏っています。 口当たりの柔らかな味わいはどこかホッとするような滋味深さを併せ持ち、トッピングされる「ぷるっぷる」のバラ肉チャーシューも相まって、どこか某ご当地ラーメンを連想させます。 派手さは感じられないものの、我々福島県民の味覚に慣れ親しんだ味にとても近いものを感じました。


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    平打ちの多加水中麺は、このイベント専用スペックのものらしいです。 シルキーな舌触りと喉越し、「ぷりっ」とした心地良い歯応えは勿論、スープとの相性だって抜群。 さすがに同郷のご店主様は、我々の美味いと感じるツボをしっかり知り尽くしておられるようです。 

    ちなみに、私がようやくこの丼を手にして飲食ブースへ向かっていると、終了時刻を待たずしてソールドアウトを告げるアナウンスが・・・。 まさに間一髪(笑)


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    続いて向かったのは『ラーメン凪』さん。 開催を3週間後に控え急遽出品されるお品をチェンジされたという裏話も伺っておりまして、一体どのようなものなのか興味津津でありました。


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    「ブログ用に一枚撮らせて下さい」と恐る恐る申し出てみれば、こんなカンジです(笑) 急遽メニュー変更した理由と言うのが「インパクトではなく、優しい味でホッとしてもらいたいから・・」とのこと。 ご店主、生田智志氏の心優しさが、ブース内の屈託の無い笑顔となって滲み出ているのは明らかです。


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    「東京スパイシータンメン」と名付けられた一杯は、言うまでもなくこのラーメンショー専用に誂えられたタンメンです。 この品で言うところの ” スパイシー ” は所謂辛味ではなくて、香辛料の風味と捉えるべきところで、エスニック系の爽やかなアクセントが特徴的。 それでいてスパイスが立ち過ぎるようなことはなく、日本人の味覚にもマッチした食べ易い仕上てになっています。 トマト由来と思われる酸味も僅かながら感じられるさっぱり系ながら、ベーススープの旨味もしっかり伝わってきます。 タンメンのしみじみとした滋味深さに、エスニック特有の香りがマリアージュしたような今までにない斬新な味わいに瞠目させられました。 タンメンというジャンルに新たな一石を投じるほど個性的で完成度の高い逸品は、男性のみならず女性にもお気に召して頂けるのは間違いないことと思います。 



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    多加水の中細麺がこれまた秀逸。 手繰り寄せた麺を顔に近づけるだけで漂う小麦の豊かな風味、硬めに茹で上げられた食感も素晴らしく、麺自体に旨味が感じられます。 スープで煮炒めされた野菜の食感もシャキシャキで申し分なし。 

    味の好みはあろうかと思いますが、この機会を逃すことなく召し上がって頂きたいオススメの一杯です。 明日の訪問で全制覇出来た暁には、リピートさせて頂こうかと思っております。


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    この日最後の一杯は ” ミスターラーメン ” の異名をとる前島司氏のお店『せたが屋』さんです。 初日に大崎さんに伺った話に因りますと、前島氏はニューヨークに出向いておられるとかで、このイベント期間中の来場が間に合うか微妙とも仰っておられました。 

    一旦は富山ブラックの人気店『麺家いろは』さんに並びかけたものの、何となく心変わりしてこちらに移動したのですが、行列の長さでは出店10社の中でもトップクラス。 この日は単身で乗り込んだので話す相手もおらず、余りの退屈さに時間を持て余していたところ、左斜め前方に無芸さんにそっくりな方を発見。 あまりの寂しさに幻影でも映ったのかと思ったら、無芸さんご本人様でビックリ(笑)


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    こちらもラーメンショー限定になります「三つ巴焼豚麺」。 豚トロ、バラ肉、肩ロースの三種のチャーシューが載せられた何とも贅沢なラーメンです。 スープは『せたが屋』さんらしいガッツリ魚介を効かせたものですが、これほど煮干しの風味が強く主張していながら、エグ味や生臭さを全く感じさせない仕立ての巧みさは流石の一言。 スープ表層にゼラチン質の膜を張らせるほど動物出汁のコクも豊かで、そのバランス取りもお見事と言うほかありません。 


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    この麺がまた特徴的で、かんすい少なめなのか独特の色味を映し出していました。 加水率も少なめなようで、「ぷつっ」と切れる歯切れの良い食感の奥で、「もそっ」とした舌触りが感じられたような気がします。 中細のオーソドックスなフォルムながら、存在感を誇示してくるような面白い中華麺でした。







    本日5月6日は、ふくしまラーメンショー2012の最終日となります。 どうか悔いの残らぬよう、お目当てのラーメンを存分にご堪能下さい。

     



     
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    category: ふくしまラーメンショー2012

    Posted on 2012/05/06 Sun. 01:44  edit  |  tb: 0   cm: 2  

    コメント

    制覇

    おめでとうございます。4日に加え昨日5日はどのようなパニックが起きてたのかと。12:30頃、さくら通りでは清水台付近から開成山公園にかけ車が繋がっていました。駅前も初売り並みの人出。

    行列の延長が時間とともに変化するみたいですね。3日は開場時点で「いろは」、その後「せたが屋」でした。

    sachs944 #- | URL
    2012/05/06 09:41 * edit *

    sachs944さん

    お陰様で、最終日に全制覇しました(^^;)

    当たり前のことですが、どれも趣向を凝らしたハイレベルなラーメンでしたね。 時間と胃袋に余裕があれば、二巡目にいきたいところでした(笑)

    心から楽しみにしていただけに、閉幕した今は一抹の寂しさすら感じてしまいます。

    Iceman #Q.zvybpY | URL
    2012/05/08 09:48 * edit *

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