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    麺処 中華惣菜 若武者 

    ある日の夕方のこと、『麺処 中華惣菜 若武者』さんで、杯数限定のラーメンが提供されるとの情報を傍受しました。 時折、ゲリラ的に限定メニューを繰り出しておられることは以前から存じ上げていたものの、なかなかタイミングを合わせることが出来ずに涙を飲んでおりました。 この日は、図らずも二本松市内へ出掛ける予定がありましたので、こんな好機をみすみす逃してたまるかと、取るものもとりあえず現地へ急行いたしました。


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    折しも、数日前の積雪に追い打ちをかけるかのように、深々と雪が降りしきる生憎の夜でしたが、途絶えることなくお客様が来店されています。 この時テーブル席にいらしたお若い女性二人組は、こんな悪天候にもかかわらず栃木県からお見えになられたのだとか。 「栃木から週イチで通っちゃいます~♪」なんて頼もしい一言まで飛び出すほど、こちらの一杯をいたくお気に召したようでした。




    俺流特濃長浜ラーメン(限定につき提供は終了しています)
    850円

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    ででーんとゴージャスなビジュアルを引っ提げて登場。 博多ご当地の長浜ラーメンを謳ってはおりますが、あくまでもご店主山本さんの ” 俺流 ” アレンジ。 

    色彩も豊かなトッピング達は、チャーシュー、半玉、紅生姜、白髪ネギ、キクラゲ、高菜、更にスープの中には粒状の背脂とボイルされたモヤシまで潜んでいます。


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    そんな多彩な載せ物も然ることながら、泡立つほどクリーミーなスープに目を惹かれることでしょう。 
    もはやペーストに近いほどの粘性を感じる特濃スープは、豚足やカシラといったお肉が付いている部位をふんだんに使用しているとのことで、ゲンコツなどの骨を大量に炊き上げて作る豚骨スープとは、若干ニュアンスの異なる味わいに仕上がるのだそうです。

    コラーゲン質をふんだんに含んだそれは、コク味を凝縮させたような濃厚な舌触りながら、後味に諄さやしつこさは残しません。 もちろん臭みなども一切感じさせることはなく、豊潤な豚骨テイストを存分に堪能出来る仕立て上がりになっています。 

    ただ濃厚なだけではない、巧みな旨味の引き出し方にご店主のセンスをうかがわせ、まさに ” 俺流 ” の真骨頂と言えるオリジナリティ溢れる豚骨ラーを完成させています。


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    厚さ2センチはあろうかという大ぶりなチャーシューは、炙りの一手間が加えられます。 表面にはカエシが掛けられているのか、炙られた香ばしさに醤油の風味が相まって、丼の中でもひときわ主張の強いお味に誂えられておりました。 柔らかな食感に於いても文句無しの出来栄えで、もともとチャーシューには定評のあるお店の面目躍如です。

    キクラゲは食感のアクセントとして、モヤシと白髪ネギの瑞々しさは、口の中に残るこってり感をリフレッシュしてくれるツールとして、その役割を発揮しておりました。 紅生姜も見た目の彩りに留まらず、豚骨ラーメンには欠かす事の出来ない具材の一つです。


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    低加水の細ストレート麺は、この12月・1月の限定として好評を博しておられる「極上上湯麺」に使われるものと同じ麺かと思われます。 ざっくりとした硬めの歯応えが特徴的で、スレンダーなプロポーションながらにがっちりとスープを纏い上げてくれます。 豚骨スープとこのタイプの麺は定番の組合せかと思いますが、その美味さはまさしくテッパンと呼べるものでした。 あえて載せ物をシンプルにして、ストイックに麺を楽しんでみるのも面白そうです。 

    食べ進んでいきますと、適量掛けられているマー油や、高菜、紅生姜といったものから染み出る塩気や風味が豚骨テイストと渾然一体となり、益々味わい深いものへと昇華していきます。 さすがにスープの完飲までは無理だろうと踏んでいたのに、気付けばもう少しで飲み干す寸前だったことに自分でも驚きました。

    月替わりでリリースされている限定麺とはいささか趣旨が異なり、杯数限定だからこそ提供可能な ” 一点豪華主義 ” とも取れる一品です。 ご店主の遊び心も満載した ” リミテッドエディション ” は、どなたにでもお勧め出来るものではないかもしれませんが、このようなチャレンジングな創作意欲こそが、新たな一杯への試金石になっていることは疑う余地のないことでしょう。

    昨年辺りからお店側がネットを活用して、限定情報を流すという手法が活発化しているのだそうですが、今時のアプローチにも取り組まれ、一般のお客さんのみならずフリークの心も鷲掴みにしておられるのです。 



    ようやくありつけた一杯に大満足しながら帰宅しましたが、寄る年波には勝てないのか、その日の夜中に少しだけ胃もたれを感じたのはここだけの話です(笑)




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    category: 二本松市

    Posted on 2013/01/27 Sun. 10:47  edit  |  tb: 0   cm: 8  

    コメント

    ” リミテッドエディション ” 胃もたれしても大満足ですね!
    ここまで白濁されたスープ、見たことないです。
    この辺では、ありそうでなかなか無い形なので今後の定番化に期待します。

    ヤス #- | URL
    2013/01/27 17:06 * edit *

    ヤスさん

    これほどの濃度を持つ豚骨スープは、県内ではまず見られないでしょうね。
    このままの形でレギュラーメニューに昇格するのは難しいと思われますが、何らかの形で一般のお客さんにも還元されることを期待したいですね。

    胃もたれに関しては、その日の体調も関係しますから、偶々だったということにしといて下さいww

    Iceman #Q.zvybpY | URL
    2013/01/27 17:30 * edit *

    とんこつ好きには、至高の一杯でしょうね (^-^)
    月限定でもいいもので一般に提供いただくこと期待します ^m^
    県内の 『とんこつラーメン』 はライトな仕立てが多いので
    是非、濃厚を食べてみたいです !(^^)!

    GUTTI #- | URL
    2013/01/27 22:20 * edit *

    山本流

    どこから情報を?先日は来月から始まる月替わり限定の話しかなかったんですが・・・

    チャーシューは「こってり醤油」の増強Verですね。

    ファンは栃木県にまで広がったようで、違う方で先日もいらっしゃいましたよ。

    sachs #- | URL
    2013/01/28 05:32 * edit *

    若武者で「長浜風豚骨ラーメン」ですと?(〇o〇;) かなり突拍子もない組合せに思えますが、それだけに口にすることが出来たIcemanさんが羨ましい!ヽ( ̄▽ ̄i)

    拝見する限り麺以外は一般的に捉えられている“長浜豚骨”のスタイルとは違っているかしらね?( ̄ω ̄;) “俺流”だから何でもありの免罪符かなww きっと博多っ子が見たら、一番不惑かも知れませんネ。

    ともあれ、コラーゲンが溢れ出ているような濃厚豚骨スープ! これは定番化は難しいかも知れませんが、ファンからの感想を直接聞き届けられていますから、きっと活かされるのでしょうね(*^▽^*) 楽しみです♪ 

    無芸大食 #KVUpfCRI | URL
    2013/01/28 10:52 * edit *

    GUTTIさん

    パワフルなド豚骨を召し上がりたい方には、まさしくうってつけの一杯かもしれません。
    これだけの濃厚スープを仕込むのには相当な手間暇を要することと思われますので、月限定でもちょっと難しいような気はします・・・(^^;)

    ともあれ、山本店主に切望の声は届けておきますね。

    Iceman #Q.zvybpY | URL
    2013/01/28 20:20 * edit *

    sachsさん

    この限定はゲリラ的で、どのタイミングで提供されるかは、ご店主様以外に誰も分からないのです(たぶん・・・ww)
    私もタイミングが合わなくて、何度となく涙を飲んでおります(T_T)
    情報の出所は秘密なので(嘘)、山本さんにお訪ねしてみて下さいねww

    Iceman #Q.zvybpY | URL
    2013/01/28 20:31 * edit *

    無芸大食さん

    本場の長浜ラーメンとの違い云々はさておき、それらしさは充分に楽しむことが出来ましたよ♪
    定番化はやはり難しいと思いますが、何が飛び出すか分からないサプライズがファンには堪らない訳でして・・・ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    豊富な引き出しをお持ちのご店主様ですから、何らかの形で一般のお客さんへもフィードバックされるかもしれませんね。


    Iceman #Q.zvybpY | URL
    2013/01/28 20:58 * edit *

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