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    陸前高田うごく七夕まつり 

    去る8月7日のこと、陸前高田市で開催された「陸前高田うごく七夕まつり」を拝見しに行ってまいりました。

    今回の記事はその模様を番外編としてご紹介させて頂きたいと思います。
    お祭り会場で頂いたラーメンなども後ほど登場いたしますので、よろしかったらお付き合い下さい。

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    会場となりましたのは陸前高田市の大町商店街の跡地になりまして、ほんの目と鼻の先にはメディアでも何度も取り上げられ一躍有名になった、「奇跡の一本松」があります。 ご存知のように、陸前高田市は津波によって無数の建物が押し流され壊滅的な被害を受けられました。 

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    かつて商店街として賑わっていたであろう会場周辺はご覧の通り、廃墟と化していました。 唯一現存していたのは上の写真の建物で、三階建てビルの屋上をも超える大津波が押し寄せました。

    テレビなどでは幾度となく目にしてはおりましたが、こうしてその光景を目の当たりにしますと、巨大津波の凄まじい破壊力と人間の力など及びもしない自然災害の恐ろしさに、一切の言葉を失ってしまいました。

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    前出の「奇跡の一本松」にも向かってみることにしました。 一本松へと通ずる道すがらには、何かの跡地と思しきスペースが駐車場として利用できるようになっていまして、そちらに車を停めさせてもらい、そこから先は徒歩で進むことになります。 観光バスに乗ってこの地を訪れる方も少なくないようで、大勢の外国人観光客の姿を拝見することが出来ました。  

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    ご承知の通り、現在は本物に似せて作られたレプリカになりますが、その袂には献花台が設置され、亡くなられた方へ祈りを捧げる慰霊のモニュメントとして、その役割を果たしておりました。

    想像を絶する津波の恐ろしさを後世に伝えるべく静かに佇む姿は、たとえレプリカとは言え、心の奥底に訴えかけてくるものがありました。 

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    海沿いのエリアでは工事用車両が所狭しと走り回り、ご覧のような重機も大量搬入され、少しずつ復興に向け前進しているようですが、その道のりはまだまだ遠いものと言わざるを得ないのが現状でしょう。




    冒頭から重い内容になってしまいましたが、タイトルの「陸前高田うごく七夕まつり」についての説明もしておきましょう。

    このお祭りは陸前高田市高田町に古くから伝わる伝統行事で、毎年8月7日に祖先の霊を弔うお祭りとして継承されてきました。 町内12地区の山車は、それぞれに煌びやかな七夕飾りが飾られ、威勢の良い笛・太鼓のお囃子を響かせながら町内を勇壮に練り歩く、年に一度の大イベントだったそうです。

    津波では尊い命も含め、お祭りに関するものも全て失われてしまいましたが、犠牲になられた方の鎮魂と一日も早い復興を祈願すべく「うごく七夕まつり実行委員会」を設立し、なんとか復活に漕ぎ着けたという経緯があります。

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    歴史的価値のある祭典を更に盛り上げるため、ラーメン屋さんなどを中心とした方々が震災の年からボランティアで参加されております。 初年度は有名芸能人なども参加されて大変な盛り上がりを見せたそうですが、年を追うごとに予算は縮小され、ついに本年度は予算計上がされないという事態に陥ってしまいました。

    由々しき事態を憂慮された『五福星』さんのご店主・早坂雅晶氏は、日本ラーメン協会理事も務められるご自身の幅広い交友関係を活かしてラーメン関係者に有志を募られました。 震災直後から炊き出しなどで支援されてきた早坂氏の熱き想いに応えるべく、全国各地から仲間が集結したのです。

    大変光栄なことに、私はfacebookで早坂氏をフォローさせて頂いていることもあって、本イベントにご招待頂きました。 ボランティアで出店する訳でもなく、一個人として協力出来ることなど限られてはおりますが、せめてもの気持ちだけは届けてきたいと、お邪魔させて頂いた次第です。

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    イベント会場の入り口には、「共に生きる」と書かれた大きなメッセージボードが飾られていました。 震災直後から陸前高田を支援されてきた神奈川県逗子市民の方々から届けられたもので、被災地に暮らす方達を勇気づける温かいメッセージが綴られています。

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    同じく逗子市からは、(社)逗子葉山青年会議所の皆さんも応援に駆け付け、ご当地グルメなどを提供して下さいました。

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    場内には特設ステージまで設けられ、若手ロックバンドのパフォーマンスや、アマチュアバンドの演奏などが披露され、お祭りムードをより一層盛り上げます。 



    さて、先述いたしました、ラーメン繋がりで会場に集結したメンバーですが、錚々たる顔ぶれがそろっております。


    福岡県『博多だるま』

    長野県『BOND OF HEARTS』

    石川県『濃厚中華そば 金澤 神仙』

    東京都『とんこつ醤油らーめん 誠屋』

    埼玉県『麺家うえだ』

    宮城県『五福星』

    東京都『麺や 七彩』

    ラーメン評論家 大崎裕史氏

    ラーメン評論家 石神秀幸氏


    これほどのメンバーが一堂に集まるなんて、とんでもなく贅沢なことですが、ラーメンのイベントではありませんから提供されるものもラーメンとは限りません。 あくまで「うごく七夕まつり」を盛り上げるのが本来の目的です。

    ともあれ、あれこれと食べさせて頂いた品々の一部を、さらっとご紹介させて頂きましょう。

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    まず初めは、はるばる九州博多から参加されました『博多だるま』さんです。 昨年の『ふくしまラーメンショー』にもご出店されていた、博多を代表する老舗豚骨ラーメン屋さんです。 東日本大震災では炊き出しで何度となく東北を訪れておられ、復興支援に絶大なご協力をして頂いております。 今回は社長の河原氏、海外事業部長の重松氏のお二方が揃ってお出でになられました。

    実は重松氏と再会出来ることも、こちらを訪問する楽しみにしておりまして、1年半ぶりの再会に積もる話は尽きませんでした。  

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    今回はラーメンではなく、博多のご当地グルメとも言える「もつ煮」を提供されていました。 もつは異なる部位を数種類煮込んでいます。 味の浸み込みなどは我々が想像するもつ煮よりもあっさりとしていますが、臭みなども全く感じられず、独特のコリコリっとした心地良い歯応えを楽しませてくれました。 生キャベツと共に頬張りますと、シャキシャキ感と瑞々しさが加わり、口の中をさっぱりとさせてくれます。 

    薬味として少量添えられる柚子胡椒も実に効果的味変えツールで、もつの旨味を引き立てていました。  

    車での訪問であったため、生ビールと一緒に楽しめなかったのが唯一の心残りでした(泣)  

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    二品目は『五福星』さんの冷やし中華です。 

    この冷やし中華はビジュアルからしても、おそらくお店で提供されているものとほぼ同じと思われます。 カキ氷にはカツオや昆布などの魚介系出汁が掛けられており、酸味の効いた一般的な味わいのものとは一線を画します。 トッピングもキュウリやパプリカのピクルス、低温調理されたしっとりチャーシューが載せられ、ありきたりな一杯とは別次元の美味しさを堪能させてくれました。 

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    キリっと冷やされた多加水系の中細麺は、「ぷちん」と噛み切れる心地良い食感と、シルキーな舌触りを楽しませてくれます。 魚介出汁の風味や旨味も余すところなく纏い上げてくれるばかりか、キンキンに冷やされても豊かな小麦の風味が伝わってきます。 まさに自家製麺の面目躍如たるところでしょう。    

    屋外の催しで手間暇の掛かる冷や中を供されるご苦労は、並々ならぬものがあったことと思いますが、この手のイベントで頂ける一杯のレベルを遥かに超える、絶品冷やし中華でした。 これは提供終了前にお店を訪ねなくてはなりません♪ 


    五福星さんは早坂店主をはじめ、女将さんやお店のスタッフさんまで総出のエントリーでした。 当然、店舗営業は出来る筈もなく、この為に3日間も完全休業されたとのこと・・・∑( ̄ロ ̄|||) 

    誠にもって頭が下がる思いです。

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    最後は信州ラーメン界のカリスマこと塚田兼司氏が率いる『BOND OF HEARTS』チームです。 この日は塚田氏も来場される予定で、こちらもお会い出来るのを楽しみにしておりましたが、突発的なトラブルに阻まれ土壇場でキャンセルとなってしまいました(泣)

    総帥不在ではありましたが、本年の「ふくしまラーメンショー」でも調理を担当されていた信頼のおけるスタッフが、こだわりの一杯を丁寧に作って下さいました。

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    ご覧頂いているPOPの『電撃坦々ヘッポコイダー』とは、実は『BOND OF HEARTS』のニューブランドになるようです。 まだ店舗は立ち上げられていませんが、坦々麺専門のお店として展開されるご予定とのこと。

    まさか、このようなご褒美にありつけるとは予想だにしておらず、思わずラヲタ魂に火が着いてしまいました(笑)

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    鶏出汁系と思われるベーススープに味噌をブレンドした坦々スープは、本格中華料理屋も真っ青のヘビーデューティー仕様。 突き抜けるような四川山椒の香り、特製辣油のHOT辛味と、強力な麻辣コンビの主張に圧倒されます。 

    味付けされた挽き肉、丸ごと一個載せられる味玉などボリューム面でも言うことなしですが、卵黄が半熟味玉にスイッチされていたのは何かしらの事情があったのでしょうか。 辛味をマイルドにしてくれる卵黄は、欠かせない存在かもしれません。  

    これは少しヘビー過ぎるのではと思いきや、「辛っ!」とか「熱ッ!」なんて言いながら、美味しそうに召し上がっておられるご婦人方と子供さん多数(笑) 

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    加水率高めの中細ストレート麺は、個性をアピールしてくるようなタイプではありませんが、ほどよい小麦の風味や、しなやかな啜り心地、ぷりっとした歯応えなど、トータルバランスに秀でた麺と言えましょう。 

    刺激的でクセになる美味しさが場内にクチコミで伝わったのか、時間を追うごとにブースの前の行列は伸びていき、私が見た限り最長の列を成していたのがこちらのブースでした。

    開店の時期や場所などは確定していないとのことですが、新店誕生が今から楽しみです。


    これ以外にも、金沢カレー、焼きラーメン、冷製パスタ、焼き鶏、カキ氷、綿あめ、駄菓子、ジュース、生ビール、日本酒、などなど、どれも夏祭りには欠かせないお店が出店されていまして、来場された皆さんに全て無料で振舞われていました。

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    会場内をあちこち歩き回ったりライブを見学したりして時間を過ごしていましたが、美しく飾り付けされた山車が動き出し始め、いよいよ「うごく七夕まつり」の本番スタートです。

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    威勢の良いお囃子の音色と共に、ライトアップされ一層華やかさを増した山車が、商店街跡地を巡礼するかのように練り歩きます。 山車の中で笛、太鼓を演奏する地元の人々のいきいきとした表情、それを取り囲むようにして見入る大勢の見物客の笑顔。 

    このお祭りがどれほど地域から愛されてきたものなのかが、ひしひしと伝わってまいります。  

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    時間の経過と共に来場者の数は増え、夜の帳が下りる頃には超満員となりました。 お囃子も更に勢いを増しヒートアップした頃、打ち上げ花火に火が入れられお祭りもクライマックスへと突入します。 

    私は帰り足の都合もありまして、打ち上げ花火終了後に会場を後にしましたが、その後本来は予定されていなかったアンコールライブが行われ、早坂氏が締めのご挨拶を述べられ大盛況のうちに閉幕を迎えたそうです。

    フィナーレを見届けることは出来なかったものの、素晴らしいメンバーと感動を共有できたことを、とても嬉しく思います。 また、被災地という同じ境遇に暮らすものとして、深く考えさせられることも沢山ありました。 そこで暮らされている方達の様々な想いなど、現地に赴いて実際に目にしなければ伝わらない現状を知る機会があっただけでも、とても意義ある訪問だったのではないかと思っています。

     

    お祭りから数日後に早坂氏からお礼のメッセージが届けられました。 とても私の言葉ではあの感動を伝え切ることは出来ませんので、メッセージ全文をそのまま掲載させて頂くこととします。



          ―――――――――――――――――以下引用――――――――――――――――

            
    当日早朝からぞくぞくとラーメンでつながった仲間が集まって来ました。
    ラーメン屋店主からラオタさん又はラーメン評論家まで北は北海道!南は九州まで日本中から集まり スタートです。

    この不景気な時代に出店するのに募金10万払って高速代や足代かけて何百人分の材料持ち込みですべて用意したものをタダで配る。しかも売名する事もなく利害目的や交換条件もなく、只々一心に子ども達のため笑顔のために!

    こんなアホなことできる仲間はラーメン屋しかいない!
    僕はこんなアホ仲間達を誇りに思っています。

    この夜、陸前高田の方々にはナイショでサプライズの
    花火を打ち上げました。(これがけっこうデカかった)

    夜は18時以降音出しステージNGでしたが...
    盛り上がったneneや誠ちゃん達に歯止めが効くわけもなく
    ゲリラライブのスタート...(-ω-)

    子ども達をステージに上げ(ヒトジチか?)プリキュアが始まり誠ちゃんが北島三郎の 祭り ヽ(^o^)丿で盛り上げ

    前日には何も無かった野原に感動の笑顔と感謝の涙で会場
    があふれてました。





    その頃僕はいつ警察が来るか...消防署が来るか...
    ビクビクで逃走の用意してました。(-ω-)/


           ―――――――――――――――――ここまで――――――――――――――――



    写真も含めて、拙い記事でどこまでお伝え出来たかは存じませんが、このような機会を与えて下さった早坂氏と、お祭りに関係された全ての皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。



    長文になりましたが、最後までご覧頂きましてありがとうございました。



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    category: その他

    Posted on 2013/08/17 Sat. 23:11  edit  |  tb: 0   cm: 2  

    コメント

    うまく言葉では言い表せないですが この場所にこれだけの方々が集まり その思いや希望 願いが伝わってきました。
    すばらしいイベントでしたね。

    しかし・・・「電撃担々麺」一人で食べてぇ〜(`・ω・´)
    食べてみたかったかもぉ〜ww♪

    ぐっぴょん #- | URL
    2013/08/20 20:18 * edit *

    ぐっぴょんさん

    ぐっぴょんさんにそう仰って頂けただけでも報われる思いです♪

    参加された方々の想いに触れることが出来ただけでも遥々訪問した甲斐がありましたし、ご苦労話なども事前にお聞きしていたので感動も一入でした。

    電撃坦々麺はですね~、カリスマが開発されだだけあって、とにかく激ウマだったんですよ~\(*T▽T*)/ 
    出来るものなら、お店を訪問してみたいところです♪

    Iceman #Q.zvybpY | URL
    2013/08/21 22:28 * edit *

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