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    野田町食堂 

    今回は福島市に足を延ばしてみました。
    野田町の須川診療所の真向かいにあります。


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    緑のテントの下に掲げられた、比較的新しめの赤い暖簾が食堂であることを主張していますが、以前はこの暖簾すら無かったとか。どこか奥ゆかしさを漂わせつつも、永らくこの土地に根差し営業され続けてきた事を誇らしげに物語っているような佇まい。

    店内に目を移せば、昭和中期頃のノスタルジーさを色濃く残した素朴で飾り気のない造り。小上がりもカウンター席もないコンパクトさで、5人掛けのテーブルが2つのみ。先客のご常連さんに相席を許してもらい、そのテーブル席に着座するや否や女将さんに注文を聞かれ思わずたじろぐ(笑)  お目当ての品を告げると、女将さんはテーブル上に置かれていた新聞や雑誌を物色し、『これでも読んで待ってて下さいね』と「シティ情報福島」を私に手渡してくれました。客に合わせて暇つぶしのアイテムを女将さん自ら見立ててくれるのです。奇しくもその雑誌の中身はラーメン屋の特集が組まれており、一瞥して私の素性を見抜かれる鋭い洞察力に再びたじろぐ(笑)





    半チャンラーメン
    660円

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    どこぞで見覚えのあるような漆黒色のスープが目を惹きます。ちなみにこちらのラーメンですが、このビジュアルにして単品だと衝撃の380円。



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    濃い目でありながら刺々しさを全く感じない、円やかなコクと仄かな甘味を含んだ醤油スープは、遠く離れた郡山市内で継承されてきた漆黒系のラーメンと、そのルーツがどこかでオーバーラップしているのではないかと思うほどの共通点を感じます。丼の左側に載っている黒い物体は、柔らかく煮込まれた牛スジ・・ではなくてメンマです(笑)一体どれだけ煮込まれていたのか、繊維は完全に解れメンマ特有のコリコリした食感など皆無に等しく、歯の必要性を感じないほどトロトロです。



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    ナチュラルウェーブの掛けられた中細麺は、噛み応えよりもしっとりとした食感を楽しむもの。食べ進むうちに濃いめのスープを吸って良い感じに味が染みてきます。勿論、チャーシューや蒲鉾と言ったトッピング類も全てこのスープの支配下に置かれ、どこまでもその旨味が纏わり付いてきます。



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    玉子焼き、グリーンピ-ス、紅生姜、彩りのバランスも鮮やかで、賽の目切りにされたチャーシューがふんだんに使用された、ちょっとだけ贅沢にも思える半チャーハン。若干オイリーでパラっとしたタイプではありませんが、もともとセットで供されているだけありラーメンとの食べ合わせは最強。


    店主さんは厨房に入ったきりで言葉を交わす事が出来ませんでしたが、帰り際に女将さんから味はどうだったかと尋ねられ、大変満足し必ず再訪する旨を伝えた所、次回来る時の為に駐車場の案内までして下さいました。
    この女将さん、思わず微笑んでしまうほどチャーミングな方で、料理の写真撮影を願い出たら『ど~ぞ、ど~ぞ、じゃんじゃん撮っていっぱい宣伝してね~』と・・(笑)


    こんな女将さんも、店構えが醸し出す雰囲気も全部ひっくるめて、かなーり気に入りました♪




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    category: 福島市

    Posted on 2011/02/28 Mon. 11:51  edit  |  tb: 0   cm: 6  

    コメント

    No title

    昔は大変だたんですよ~さがすのが、、、(大笑
    最近、おばちゃんも露出が増えてカメラ慣れしたんですね(笑

    福島は「のんきけん」という良い店あったんですがね~
    まだまだ渋いトコあるので宜しくお願いします・・・

    maxmax #nirwQam2 | URL
    2011/02/28 22:29 * edit *

    No title

    すんごい色ですね、無理とかダメとか言えないほどの色です。
    食べてどう思うかより、食べてみないといけないかな?なんて思うほど神秘的ですね。  ちっと怖いですけど。ハハハ。

    フォワード #- | URL
    2011/02/28 22:58 * edit *

    maxmaxさん

    昔は暖簾も幟も無く、ただの民家にしか見えなかったそうですねww

    「乃ん喜軒」さんは、今も営業されていたなら間違いなく伺っていた事
    と思いますが、とても残念です。

    福島市の渋いトコ。実は攻めあぐねていまして、出来たら先輩の
    ご指南を頂けないでしょうか・・(^_^;)

    Iceman #- | URL
    2011/03/01 17:50 * edit *

    フォワードさん

    見てくれは相当ワイルドですが、味はそれほどでもないと思いますよw
    その前に、この暖簾を潜るのに勇気が必要かもしれません(笑)

    最近は先輩方に感化されて、この手の店構えに胸が高鳴るように
    なってしまいましたww

    Iceman #- | URL
    2011/03/01 17:57 * edit *

    No title

    自分、ある意味変態ですが、ICEMANさまの言うところの郷愁系はぜひ、コシヒカリと共にって感じがします。
    もし、共鳴するなら、こちらを・・・http://sendai.keizai.biz/headline/797/

    漆黒のとろっとしたスープに幻惑されませんか?

    ヤス #- | URL
    2011/03/03 21:21 * edit *

    ヤスさん

    徳島にもご当地ラーメンが存在する事を初めて知りました。
    こちらの「漆黒スープ」とはベースが異なるようですが、
    見るからに濃厚そうな豚骨スープは「コシヒカリと共に」
    食したら、相当な満足感を得られそうですね(笑)
    機会があったら訪問してみたいです。

    Iceman #- | URL
    2011/03/04 08:31 * edit *

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