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    中国飯店 なるき 

    今回は気になっていた一品を所望すべく、半年振りに富久山町の『中国飯店 なるき』さんにお邪魔しました。お昼時を過ぎても客足は途絶えませんが、お初になるカウンター席に陣取り店主の熟練の手捌きも楽しませてもらいます。


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    気になる一品とは、無芸大食さんのブログ「今夜も無芸大食」で度々紹介されており、そのインプレッションを拝見しているうちに興味が湧いてきた品です。こちらのお店以外にもこの品をラインナップされているお店は多数あるようですが、デビュー戦ですからシンプル且つスタンダードなタイプが良いのではと考え、このジャンルの草分けとも言える老舗の一杯に身を委ねてみる事にしました。





    ジャジャー麺
    950円


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    お目当ての品を告げると即座に麺が茹で始められます。大鍋で泳がされる自家製麺の茹で加減を鋭い眼差しで見つめる店主。何度も指先でその感覚を確かめながら、茹で上げのタイミングを見計らいます。大きめな平ザルで一気にすくい上げザルに落し込んだら、厨房奥の流しに運び冷水で締めてギュッと水切り。この作業を丁寧に4度ほど繰り返したところで器に載せ替えられ、別鍋で熱せられていた味噌ダレと千切りにされたきゅうりが載せられ完成となります。一見シンプルなようでも手間は相当に掛けられています。


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    味噌ダレは甜麺醤がベースになり、細かく切り揃えられた椎茸や筍、挽き肉などの具材が合わせられた深みのある濃厚なコクが特徴的。千切りにされたキュウリは食感のアクセントにもなりつつ、瑞々しさが僅かながら清涼感をもたらします。


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    丁寧に締められた中細の自家製麺は適度な弾力も残しながらも「ぷちっ」と噛み切れるような食感で、濃厚な味噌ダレの中にあってもその存在感が光ります。汁がないので若干物足りないかと思えば、普通盛りでもかなりの食べ応えを感じます。


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    無芸さんに倣って辣油を小さじ二杯。甜麺醤の甘味を打ち消すように辛味が余韻として広がりますが、逆にこの辛味が甘味と旨味を鮮明化しているようでもあります。普段は滅多なことでチューニングしませんが、これは癖になりそうな予感(笑)


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    一緒に付いてくるスープがまた良い仕事をしてくれます。口に含めば、豊かな生姜の風味が口の中をさっぱりと整え、一瞬で味覚をリセットしてくれます。確か、醤油ラーメン用のスープもこれに似たフレイバーだったように思いますが、ジャジャー麺との相性を考えてこのような仕立てにしているのかとさえ思えるほどです。


    こちらでは「タンメン」があまりにも有名ですが、そんな看板メニューの裏に隠れた一品にこそ、老舗の底力が発揮されるような気がします。自然と足が『なるき』さんに向いてしまうような、そんな中毒的な美味さも秘めた逸品です。








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    category: 郡山市

    Posted on 2011/08/01 Mon. 17:28  edit  |  tb: 0   cm: 2  

    コメント

    No title

    「なるき」でジャージャー麺を覚えてしまったら、ある意味この味がベンチマークになっちゃいますよww でもきっと正しい方向性では無いかと思います(^^)

    お気に召して頂けたようで良かったです。 麺料理の一つのジャンルとして、是非とも押さえていて頂きたい品ですもん♪

    余談ですが、実はここでは市販の甜麺醤を使わず、店主自らブレンド熟成を施した味噌を使っているみたいですヨ(^^) ラーメン屋と一括りには出来ない、底知れぬポテンシャルを持っているご主人なんです。

    無芸大食 #KVUpfCRI | URL
    2011/08/03 19:58 * edit *

    無芸大食さん

    無芸さんの過去記事も参考にさせて頂き、郡山に於けるジャージャー麺のパイオニアとも言える「なるき」さんを選んでみましたが、期待を裏切らぬ美味さに大満足でした(^^) 店主様の力量と懐の深さがどれほどのものなのかビギナーの私には見当も付きませんが、長きに亘りお客様に愛されてきたお店には必ず偉大な料理人が存在するのですね。

    あれだけ豊富なメニューを誇っていながら、味噌一つにも独自の拘りを見せるなんて益々魅かれちゃいますw

    ”ベンチマーク”を踏まえたことで他店との食べ比べも楽しみになってきました♪



    Iceman #Q.zvybpY | URL
    2011/08/05 10:45 * edit *

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